内容説明
江戸の枕絵師の競作による色道四十八手のうらおもて!!『医心方・房内篇』などわが国を代表するセクソロジーの大古典・稀覯本も厳選して紹介。
目次
『医心方』
『養生訓』
『淫事戒』
『色道禁秘抄』
色道四十八手
番外・色道四十八手
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ramblelazy
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112ページ。江戸時代のセックスの理論的裏付け、すなわち「性典」がどのような形であらわれたのか、またこれら性典に記されている内容を現代の医学知識に照らし合わせるとどうなのかを記した本です。『医心方』は日本最古の本格的医学書として平安朝期に著され中国で古来から伝えられた医学知識をベースとしています。江戸時代に書かれた『養生訓』や『淫事戒』などはこの『医心方』を祖述しています。色道四十八手の章では30手しか紹介されていませんがそれぞれの体位が描かれた春画もカラーで掲載されていますので参考になるかもしれません。2011/04/16