出版社内容情報
行基図と呼ばれる中世の地図、江戸の人々に親しまれた観光図、海外の地図の中の日本、工芸品上の地図など多彩な地図を収録。新装版。
内容説明
現存最古の日本図、行基図と呼ばれる中世の古地図、江戸の庶民に親しまれ版を重ねた刊行図、海外の地図に描かれた日本、地図皿などの工芸品…古地図のなかに“日本”を再発見する。人々は地図に何を求めたのか。
目次
1 日本図の成立と発展(日本図;混一疆理歴代国都之図 ほか)
2 刊行された日本図(大日本国図;大日本国地震之図 ほか)
3 海外から見た日本(ミュンスター南北アメリカ大陸図;東インド諸島図 ほか)
4 地図を楽しむ(日本図文大境;日本図文様金象嵌鍔 ほか)
著者等紹介
三好唯義[ミヨシタダヨシ]
1956年生まれ。関西大学大学院博士課程後期単位取得、博士(文学)。歴史地理学専攻。元神戸市立小磯記念美術館学芸担当課長
小野田一幸[オノダカズユキ]
1965年生まれ。関西大学大学院博士課程後期単位取得。歴史地理学専攻。神戸市立博物館学芸課長・学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。