出版社内容情報
英国アンティークを紹介しながら、英国貴族の暮らしや歴史を浮き彫りにする。「ダウントン・アビー」の名シーン満載。永久保存版!
内容説明
貴族の家族から執事、メイドまで。お屋敷のなかのアンティークに出会う夢のような優雅な旅。素敵な家具、ティーカップ、銀器。可愛い銀の匙、木馬、テディベア、ドールハウス。あなたの暮らしに英国の香りを!
目次
第1章 イギリス人にとってのアンティーク
第2章 英国アンティークが生まれた時代
第3章 英国アンティークのスタイル
第4章 上流階級のアンティーク
第5章 庶民と使用人たちのアンティーク
第6章 英国でアンティーク・ハンティング!
第7章 英国で泊まるアンティークの宿
第8章 日本で触れる英国アンティークの世界
著者等紹介
小野まり[オノマリ]
NPO法人ナショナル・トラストサポートセンター代表。2001年、英国ナショナル・トラストとの共同文化事業「HENRO(遍路)展」をプロデュース。以来ナショナル・トラストの継続イベントとして現在も続いている。日英において、環境、文化、教育、暮らしなどの比較研究、講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
23
アンティークだけでなく、それにまつわる英国の歴史や映画などの情報も盛りだくさんで、楽しめました。2021/01/19
こぽぞう☆
14
図書館本。ローマ時代のバロック?とか変なことがたくさん載ってる。歴史もおかしい。ローマ帝国にブリテン島が侵略された頃にはまだローマ帝国はキリスト教を迫害してたからね。著者は英国とその近世以降の歴史には詳しいようだが、それ以外の知識がお粗末すぎる。とはいえ、図版は多く楽しめた。アンティークを購入する際の価値について、私は著者と違って自分用に楽しめればいいので、傷物を安く買う方が好き。2020/03/20
ひかり
8
思っていたより文章がたくさん。英国のアンティークの歴史や買い方、チェックポイントなど。解説本と考える方がいいかも?いいなあ英国アンティーク。日本でその片鱗に触れるお店もちょこっと載ってます。2020/10/27
はな
7
アンティークに興味はあるけど詳しくはわからない…という私にはぴったりの本でした。また、イギリス人がなぜアンティークを大事にしているのかという根本的な考え方や文化を知ることも出来てとても勉強になりました。自然災害が多い日本では難しいことだと思いますが、築100年より200年の家に住む方が良いという考えはとても素敵だと思いました。自国の歴史に誇りを持っていて、語ることが出来るというのも素晴らしい。映画やドラマも紹介されているので“観たいリスト”がたくさん増えました。図書館で借りましたが手元に欲しいです。2022/12/07
めぐみこ
6
英国アンティークについて、現地生活者の視点で語った本。イギリス人にとってアンティークとは、普段使いの家具であり、生活用品であり、食器であるそうな。つまりまるきり実用品。仕舞っておくものでなく使うもの、という考えが目から鱗だった。2019/01/24