ふくろうの本
図説 日本語の歴史

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309762371
  • NDC分類 810.2
  • Cコード C0381

出版社内容情報

日本語はどのような姿かたちをして残されてきたか。貴重な文献の数々を眺めつつ「書きことば・はなしことば」のありようを読み解く。

【著者紹介】
1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『辞書をよむ』『漢字からみた日本語の歴史』『百年前の日本語』『かなづかいの歴史』『振仮名の歴史』など著書多数。

内容説明

歴史をいろどる貴重な文献の数々に見る日本語の姿かたち、その移り変わり―

目次

第1章 奈良時代(中国の書物に記された日本語―魏志倭人伝 3世紀;鉄剣に刻まれた日本人の名前―稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣 471年 ほか)
第2章 平安時代(空海のつくった辞書―篆隷万象名義 827~835年頃;日本最初の漢和辞書―新撰字鏡 898~901年頃 ほか)
第3章 鎌倉・室町時代(和漢混淆文の先駆―方丈記 1212年;問答体対話形式の百科事典―塵袋 1264~1288年頃 ほか)
第4章 江戸時代(異体字辞書―異体字弁 1692年頃?;語の正しい姿を追求―和字正濫鈔 1695年刊行 ほか)
第5章 明治・大正時代(ヘボン式ローマ字―和英語林集成 1867年初版刊行;漢語の流行―漢語都々逸など 明治初年 ほか)

著者等紹介

今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

12
(図書館本)奈良時代から大正までの日本語の歴史。想像していたのとは違っていたので、流し読みの箇所もあったけれど面白く読めた。表見返しの明治9年の軽犯罪法を図解した「御布令之奇譯」が面白い。2016/12/23

6
図書館本。奈良時代から大正時代まで、日本語が移り変わっていく流れを追っている。日本語を書き表すために独自の文字を開発するのでなく、違う言語の文字(漢字)を利用しようとしたがために、いい形に収まるまでにずいぶん試行錯誤しつつ右往左往した、という感じがした。江戸時代に入ったあたりが一つの転換期だったようで、確かにここから少し読みさす差が上がる感じがあった。2020/03/29

takao

1
ふむ2021/11/02

mazda

0
最初はとっつきにくいが、日本語の変遷を鉄剣の文字から仏像のもじから書物まで、一つづつ変化する日本語の例として取り上げていくので、そう思って読むと結構素敵。 ただ、、、2-14 今昔物語 は、どこへいった??2015/07/22

中村明裕

0
ぺらぺらめくって眺めるだけでも楽しい日本語史の本。2022/09/10

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