出版社内容情報
増補新装版。日本の国家予算の半分規模の資本金。鉄道総延長1万キロ、社員40万を擁し「満洲」に君臨した巨大コンツェルンの全貌!
【著者紹介】
1960年愛知県生まれ。名古屋大学卒業後、東京大学大学院、中国・清華大学留学を経て、名古屋大学環境学研究科准教授。『日本植民地建築論』(名古屋大学出版会)など。2009年日本建築学会賞(論文)受賞。
内容説明
日本の国家予算の半分規模の資本金。鉄道総延長、一万キロ。社員40万人を擁して「満洲」に君臨した巨大コンツェルン「満鉄」の全貌!!未発表資料・図版多数。
目次
序章 都市と公共施設を産み出した満鉄
第1章 満鉄の成立
第2章 満鉄の多様な事業
第3章 満鉄がつくった都市
第4章 満鉄を支えた建築
第5章 「満鉄論」への試み
第6章 二一世紀の満鉄
著者等紹介
西澤泰彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年愛知県豊橋市生まれ。1983年名古屋大学工学部建築学科卒業。以後、東京大学大学院、中国・清華大学建築学院留学、豊橋技術科学大学助手、名古屋大学工学研究科助教授、内閣府政策統括官(科学技術政策担当)付参事官補佐併任などを経て、名古屋大学環境学研究科教授。『海を渡った日本人建築家』(彰国社)、『図説「満洲」都市物語』(河出書房新社)により、1999年第三回建築史学会賞受賞。『日本植民地建築論』(名古屋大学出版会)などにより2009年日本建築学会賞(論文)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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