ふくろうの本
図説 西洋建築の歴史―美と空間の系譜 (増補新装版)

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  • サイズ B5判/ページ数 147p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309762203
  • NDC分類 523
  • Cコード C0352

出版社内容情報

増補新装版。ギリシア、ローマ、ロマネスク、ゴシック、バロック。2500年に及ぶ壮大な西洋建築の歴史を読みとく、決定版ガイド。

【著者紹介】
1952年、新潟県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科博士前期課程修了。1983年、名古屋市都市美観建築賞共同受賞。1986年、『ゴシック空間の形成過程に関する研究』で工学博士。同年、同研究にて日本建築学会東海賞受賞。1990年~、ハギア・ソフィア大聖堂(トルコ、イスタンブール)の学術調査隊に測量の責任者として参加。現在、大同工業大学教授。専門は西洋建築史。主著に『フレッチャー 世界建築の歴史』(共訳 西村書店)、『世界美術全集9 ゴシック1』(共著 小学館)、『図説 大聖堂物語』(共著、河出書房新社)など。

内容説明

西洋建築の見方がわかる!!決定版ガイド。ギリシア、ローマ、ルネサンス、ロマネスク、ゴシック、バロック、新古典主義…2500年に及ぶ壮大な西洋建築の歴史を、二つの流れから読みとく。

目次

第1章 様式の二つの流れ(二つの世界;様式の二つの系統;ヨーロッパ建築の流れ;建築の二つの機能―「支える」ことと「囲う」こと;機能の二つの表明―「柱」と「壁」;二つの様式―ギリシア建築とゴシック建築;ギリシア的性格とゴシック的性格;二つの風土;構造の方式と造形の論理)
第2章 古典系建築の流れ(ギリシア建築;ローマ建築;ルネサンス;バロック;新古典主義)
第3章 中世系建築の流れ(キリスト教建築の始まり;ロマネスク建築;ゴシック建築;ゴシック・リヴァイヴァル)

著者等紹介

佐藤達生[サトウタツキ]
1952年、新潟県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科博士前期課程修了。1983年、名古屋市都市美観建築賞共同受賞。1986年、『ゴシック空間の形成過程に関する研究』で工学博士。1987年、同研究にて日本建築学会東海賞受賞。1990年~2001年、ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール、トルコ)の学術調査団に測量の責任者として参加。現在、大同大学副学長・大学院教授。専門は西洋建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぽぞう☆

21
西洋建築の系譜を、古典系(ギリシャ・ローマ ルネッサンス バロック 新古典主義)と中世系(ロマネクス ゴシック ゴシックリヴァイヴァル)に分けて解説。私の中で、これまで混乱していたものを綺麗に整理してもらった感じ。私はゴシック建築が好きなのだけど、その理由もわかった。ゴシック建築の内部の崇高さに対する外観の複雑さも、建築上の必要性があるのだと。なるほど。2016/07/29

takao

1
ふむ2022/04/30

チャンドラー

1
ギリシャ建築の「柱」、ゴシック建築の「壁」の造形美。重力を「支える」柱と重力を喪失させ「囲む」幕のような壁。この二つの様式の流れを中心に解説。私は教会に入った瞬間に感じる外界と遮断された静けさと温度が下がったような感覚が好きで欧州に行くと必ず教会を訪れる。木造内装が多く温かみがある日本の教会とは違い、特にゴシック式の礼拝堂は神聖さと畏怖を感じ圧倒される。これは当時のステンドグラスの透過率が低いため、鮮明な色彩が超自然的な空間を生み出しているからだという。本書は解説、図解が多くとてもわかりやすい。2020/04/28

ガンジス川沐浴子

1
(古典系)ギリシャ→ローマ→ルネッサンス→バロック (中世系)初期キリスト教→ロマネスク→ゴシック と建築の流れや特徴が素人の私にもよくわかるように、簡潔かつ詳しく載っていて、すごく面白かった。 写真も綺麗で図解もわかりやすい。 ヨーロッパ旅行の味わいが深まりそうです。2018/10/30

きょうたん

0
勉強になりました2017/02/25

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