出版社内容情報
アジアはまさに文字の宝庫。インド系文字、アラビア文字、漢字と漢字系文字、ラテン文字・キリル文字にわけて、ビジュアルに解説。
【著者紹介】
人文社会系唯一の大学附置共同利用研究所。アジア・アフリカの言語文化に関わる諸分野を専門とする所員が、各々の専門に応じた研究を進めると共に、国内外の研究者との共同研究を展開。
内容説明
ブラーフミー文字、ベンガル文字、タミル文字、チベット文字、クメール文字、ビルマ文字、ハングル、アラビア文字、漢字、チュー・ノム、西夏文字、契丹文字、トンパ文字…さまざまな文字のかたちとその歴史。「文字の宝庫」アジアをめぐる道案内。
目次
インド系文字―多様性の中の統一(多様なインド系文字;街なかにあふれる文字 ほか)
アラビア文字―神が線を引き、人が点を打った(アラビア語とは何か;文字の拡張 ほか)
漢字と漢字系文字―象形文字の子孫たち(漢字の歴史;何が「漢字らしさ」となるのか? ほか)
ラテン文字・キリル文字―ヨーロッパからのアジア文字(キリスト教布教のための導入;強い影響力をもつ言語からの導入 ほか)