ふくろうの本
図説 アルプスの少女ハイジ―『ハイジ』でよみとく一九世紀スイス

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309762074
  • NDC分類 943
  • Cコード C0398

出版社内容情報

永遠の名作「アルプスの少女ハイジ」。原作を丁寧にたどり、歴史的背景をよみとく永久保存版! ヨーロッパの可愛い挿絵満載!

【著者紹介】
福岡県生まれ。児童書を中心に編集、執筆に携わる。主な著作に、『アルプスの少女ハイジの世界』(求龍堂)、『世界名作劇場シリーズメモリアルブック』(新紀元社)等。

内容説明

感動の名作の歴史的背景を探り、物語の名場面が新たな解釈でよみがえる。ハイジを愛するすべての人に贈る、永久保存版!!

目次

第1章 『ハイジ』という物語(アルムの山へ;牧場で;フランクフルト;ゆうれい騒動;お医者さま;クララの訪問)
第2章 受け継がれる『ハイジ』
第3章 ヨハンナ・シュピーリ

著者等紹介

ちばかおり[チバカオリ]
福岡県柳川市生まれ。児童書を中心に編集、執筆に携わるかたわら、海外児童文学およびテレビアニメシリーズ『世界名作劇場』を研究している

川島隆[カワシマタカシ]
京都府長岡京市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。ドイツ文学を専門とするかたわら、世界の市民メディアを研究している。第九回日本独文学会賞(日本語研究書部門/2011年)、第八回日本オーストリア文学会賞(単行本部門/2012年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

52
読んだのは2022年6月に出された増補改訂版。 まだ読メには上がっていなかった。 かの名作の背景や作者についてを解説した本。 とても丁寧かつわかりやすい図説で、ハイジの書かれた頃の時代背景や庶民の暮らしがわかる。 ハイジは思い入れのある作品なので、既知のことも多かったが 本当に楽しく読めた。すべてのハイジファンへおすすめしたい。 2022/08/07

スノーマン

28
本物のツウにはどうかわからないけど、にわかハイジファンの私にとってはトリビアづくしの面白い情報ばかりやった。作者について、そして19世紀のスイスについても、全く知らないことばかり。愛される物語には理由がある。それぞれの心のハイジのイメージは少しずつ違えども、ハイジの純粋さや人間としての賢さは昔も今も変わらず人を惹きつけるんやなぁ。2014/02/17

本夜見

17
NHKを見てたら、100分で名著『アルプスの少女ハイジ』を放映してたので図書館借り。原作の流れを追いながら、登場人物を掘り下げ、物語の時代背景・歴史・地理など詳しく説明してくれている。そして作者ヨハンナ・シュピーリ(私の子供時代にはスピリっていってたような??)の生い立ち・生涯を紹介し、19世紀のスイスの時代背景を読みといています。作者を知って物語を振り返ると……あんまり幸せそうな物語には思えない。無邪気なアニメだけ見てた方が良かったような?!……もう一度原作読み直してみようと思いました。2019/06/09

花林糖

16
アニメの「ハイジ」が大好きで原作は未読。おじいさんやペーター一家の説明が有難かった。当時のスイスやドイツの事情、ヨハンナ・シュピリの生涯なども興味深く楽しく読めた。このシリーズの魅力である、豊富な図版や写真が素晴らしく大満足な一冊でした。2016/08/09

はるき

15
 アニメが(最近は教育関係のCMが)あまりにも有名なハイジ。これを原作寄りに解説する珍しい本。結構厳しい話でびっくりしました。2022/06/14

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