ふくろうの本
図説 ポルトガルの歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761671
  • NDC分類 236.9
  • Cコード C0322

内容説明

極東の島国日本まで航海に駆り立てた原動力は何であったのか?ヨーロッパ・ルネサンス文明の紹介者として世界各地に進出したポルトガルの壮大な軌跡。

目次

第1章 建国前のポルトガル
第2章 ポルトガル王国の誕生
第3章 大航海時代の幕開け
第4章 衰退とスペイン併合
第5章 再独立とポンバルの改革
第6章 近代化への苦悩
第7章 現代のポルトガル

著者等紹介

金七紀男[キンシチノリオ]
1940年、旧満州国生まれ。東京外国語大学教授、天理大学教授を経て、東京外国語大学名誉教授。専攻はポルトガル近世史およびブラジル植民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青雲空

9
衰退しつつある日本。今後の行く末の羅針盤として、衰退先行国であるポルトガルの歴史を勉強してみた。 戦争、工業化の失敗、英国経済への依存、植民地の喪失など原因はいろいろあるが、1755年のリスボン大震災と大津波が不気味。下り坂を決定づけたように見える。 2022/06/29

左近

4
かつてブラジル人講師にポルトガル語を習っており、ブラジルに多大な興味はあれど、治安面の不安から、実際に訪れるとしたらポルトガルの方だろうか(方言のような違いはあるにせよ)とビビリの自分は思っている。というわけで、ポルトガルにも大いに関心があり、家にはファドのCDも何枚か。日本と関係の深い外国でありながら、よく考えてみれば、知らないことだらけ。本書は図版を多用し、基礎知識を一通り、とっつきやすく学ばせてくれた。王室の姻戚関係のみならず、軍事独裁政権の時代が続いたことなど、スペインとの共通性は予想以上だった。2023/07/23

ユビヲクワエルナマケモノ

4
同じ著者による『ポルトガル史』(彩流社)のいわばダイジェスト版。100ページ余りでポルトガルの古代から現代までを大まかにつかめる。『ポルトガル史』は地図が少ない為、位置関係がやや分かりにくかったうえ、写真もモノクロだったが、こちらは図説だけあって、その辺のストレスはない。王朝の系図もこちらの方が見やすい(ブラガンサ朝の「アフォンソ4世」は6世の誤植だろうが)。『ポルトガル史』の入門として、資料として併読をお勧めしたいが、時間の無い方はこちらだけでも。2021/08/25

まっちゃん2

3
西洋史の基礎が未熟なため、馴染みのない固有名詞の洪水についてゆけず。別な本でポルトガル史かじってから出直します。2023/10/02

とんび

1
昔日本の藩の一つだったと勘違いしてしまうぐらいに日本に浸透している国だけど、本国のことは全然知らなかったりする。 一時ブラジルにポルトガル王宮があったとか。2020/03/11

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