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ふくろうの本
図説 テューダー朝の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761664
  • NDC分類 233.051
  • Cコード C0322

内容説明

テューダー期のイングランド王国は、ヨーロッパ大陸の強国ハプルスブルク家スペイン、神聖ローマ帝国、フランスと対峙し、その外交手腕を問われ続けた。アイルランド王国やウェールズといった隣接諸国に勢力を拡大するなか、隣国スコットランドとの軋轢は激しさを増していく。宗教改革をめぐるヨーロッパ激動の時代、地域に勃発する反乱、宗教弾圧。大航海時代の只中で先発のポルトガル、スペインを追う海洋国イングランドの運命を握ったテューダー朝の宮廷権力。ヨーロッパ史、世界史の中でテューダー朝イングランドを描いていく。

目次

第1章 テューダー朝の幕開け
第2章 ヘンリ八世の時代
第3章 中期テューダー朝:エドワード六世とメアリ一世
第4章 エリザベス一世の治世

著者等紹介

水井万里子[ミズイマリコ]
1965年生まれ。1988年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了、エクセター大学大学院史学専攻博士課程修了、Ph.D.を取得。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、九州工業大学大学院工学研究院准教授。専攻は近世イギリス史、鉱物資源史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nat

34
図書館本。シャードレイクシリーズの舞台であるチューダー朝の歴史を確認したくなり読了。ヘンリー8世とキャサリン オブ アラゴンの間に男子が生まれなかったのが、その後のゴタゴタの原因だということがよくわかった。キャサリンとは当初は仲睦まじ買ったようで、生まれた男子が夭折したり、死産でなければ幸せに暮らせたかも。でも、それだとエリザベス女王が誕生しないので、歴史って不思議。元々ヘンリーの兄のアーサー王子と結婚したのに、急死してしまったのが全ての原因なんだけど。その当時男子の後継者が重要だったのを痛感。2021/01/31

かなえ

8
興味はあるけれど事前知識に乏しい私には、少しハードルが高かったなという印象。肖像画や系図、地図が多く掲載されているのは、嬉しいです。もう少しその時代のヨーロッパ全体の歴史についての知識を増やしてから、再読してみたいと思います。2015/12/25

AliNorah

5
エリザベス1世の時代、アイルランドとの関係が知りたくて借りた図書館本。大まかな流れはわかる。理解するにはいろんな本を読んで自分なりに繋ぎあわせが必要。宗教改革、大航海時代、時代が動く治世は苦労が絶えなかっただろうな。2019/07/21

timeturner

5
さらっとまとめてあって、とりあえず必要な知識はそろえてある。手元にあるとちょっと確認したいときに役立ちそう。初めて見るような図版がけっこうあってそっちのほうが興味深い。2013/07/21

sarara0904

4
文章も内容的にも読みづらい本だった。チューダー朝が好きな人には物足りず、初心者にはわかりづらいのでは。レポートをまとめて出版したような、物足りなさと硬さだけが印象に残る本だった。図版キャプションは分かり難く、またヘンリー8世の妻の説明文が入れ替わっているなど、細部も残念な点が多かった。図版は割と豊富なので、それだけは収穫だった。2012/05/14

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