ふくろうの本
図説 ソ連の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761633
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C0322

内容説明

ソ連とは、共産党とは何だったのか。超大国はなぜ崩壊したのか。革命、粛清、大祖国戦争、冷戦、クーデター…74年にわたるその激動の歴史を、ソ連崩壊から20年目に問う、初めての通史。

目次

第1章 ロシア革命とソビエト国家 一九一七‐二一
第2章 共産党の支配 一九二二‐二八
第3章 スターリン体制の展開 一九二九‐三八
第4章 「大祖国戦争」から冷戦へ 一九三九‐五二
第5章 保守と改革の時代 一九五三‐六四
第6章 停滞する超大国 一九六四‐八四
第7章 ペレストロイカとソ連崩壊 一九八五‐九一

著者等紹介

下斗米伸夫[シモトマイノブオ]
法政大学法学部国際政治学科教授。1948年札幌市生まれ。東京大学法学博士課程修了。法学博士。『アジア冷戦史』(中公新書・アジア太平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

58
1917年の革命後からソビエト崩壊まで。ロシアではなく、ソビエトなので、エリツィン以後プーチンのロシアの話はない。大きな流れはわかったが、人の名前が多く、知らない人ばかり列挙されて読みにくい。写真や図にかなり理解を助けられた。日露戦争やクリミヤ戦争の時代をもう少し勉強してから再読したい。スターリン後ゴルバチョフまでの32年間のうち、29年間をフルシチョフとブレジネフが書記長だったのに驚く。ゴルバチョフやシュワルナゼの検証をした書物を読みたいと思う。2014/04/30

佐島楓

40
粛清と闘争及び戦乱の歴史。正直読むのがしんどかった。2016/08/24

Toska

11
同著者の『ソ連=党が所有した国家』がベース。図説シリーズの利点を活かし、ビジュアル面に優れる。単に美麗なだけでなく、写真や図の選択にセンスを感じた。文化面に触れているのも前著にはない特徴。一方、社会の描写に乏しいという弱点は相変わらず。党の大物たちを主語とする叙述が延々と続くばかりで、市井の人の息づかいが全く感じられない。結果、やたらおどろおどろしいのに平板というステレオタイプなソ連史にとどまってしまっている。2023/10/24

組織液

11
久しぶりにソ連史の本読みました() まぁよくある概説書ですね。入門向けなんでだいたい知っている内容でしたが、古典式派や文化人たちなどについては知らないことが多かったのでここら辺重点的に調べてみます。というか、飢饉やスターリンが粛清しまくったせいで1937年の人口調査の結果が国家計画委員会の予想より1800万人も少ない1億6200万人だったから、数値の公開が中止されて責任者が銃殺されたって、えぇ…2021/03/10

たつや

6
最近、ロシア文学を読んでいたので、時代背景を知りたくて、借りましたが、ちょっと時代がずれていました。チェルノブイリに、ゴルバチョフ、スターリンを中心にソビエトの歴史がいるされていました。2016/04/22

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