出版社内容情報
美貌と知力を尽くした果てに、手に入れたのは王の愛か、それとも権力か。フランス、イギリス、オーストリアの宮廷を舞台に繰り広げられる、宮廷絵巻。歴史の影を生きた愛人たちが描くもうひとつのヨーロッパ史。
内容説明
美貌と頭脳を駆使して手に入れたのは、王の愛か、それとも権力か?華麗なる宮廷ドラマの幕が開く―。
目次
プロローグ 愛人というドラマ
第1章 フランス宮廷篇(過去の愛―フランソワーズ・ド・フォア;無冠の王妃―ディアヌ・ド・ポワティエ ほか)
第2章 イギリス王室篇(美しき売春婦―ルーシー・ウォルター;最も美しく、最も卑しく―バーバラ・ヴィリヤーズ ほか)
第3章 オーストリア・ドイツ皇室篇(老王をもてあそび―ローラ・モンテス;皇妃が選んだ愛人―カタリーナ・シュラット)
著者等紹介
石井美樹子[イシイミキコ]
1971年、津田塾大学大学院博士課程修了。英国ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。現在、神奈川大学教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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