内容説明
『ガリア戦記』の時代(クリニュー博物館の古代浴場)から十字軍時代(ノートル・ダム大聖堂)、ルイ一四世時代(ルーヴル宮殿)、ナポレオン一世(エトワール凱旋門)、パリ万博時代(エッフェル塔)等、歴史的建造物からパリの歴史をひもとく画期的な一冊。
目次
『ガリア戦記』のパリ―国立中世(クリュニー)博物館の大浴場跡
サン・ジェルマン・デ・プレのロマネスク建築
シテ島―十字軍の時代とゴシック建築の誕生
ヴァンセンヌの森―百年戦争と城塞建築
ゴシックとルネサンスの融合―サントゥスターシュ聖堂
ポン・ヌフ―王たちのルネサンス
フランス学士院―イタリア・バロックへのあこがれ
ルーヴル―絶対王政の殿堂
偉人たちの聖なる墓所パンテオン―啓蒙の世紀と新古典主義
ラ・ヴィレットの関門―革命前夜の建築
ノートル・ダム大聖堂の修復―ゴシック建築の復活
旧オペラ座―ナポレオン三世の都市計画
エッフェル塔―万博の熱気
アール・ヌーヴォーとアール・デコ
著者等紹介
中島智章[ナカシマトモアキ]
1970年福岡市生まれ。1993年東京大学工学部建築学科卒業。1998~2000年ベルギー・リエージュ大学留学。2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。2001~2002年日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年日本建築学会奨励賞受賞。現在、工学院大学工学部建築学科・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天々
5
単にパリの街が好きで、彩る建物の紹介だと思っていたけど、かなり詳細な説明がなされていて、逆に素人にはけっこう大変だった。でもやっぱりパリを彩る建築物は素晴らしい。2014/05/27
takao
1
ふむ2021/07/15
て、ら
1
時間がなくてパリ旅行前には半分くらいしか読めませんでしたが、それでも、パリ旅行がより面白くなりました。2012/04/01
むつぞー
1
建物の写真も見やすくカラー写真も多くてよかったです。ただフランス史ももうちょっと説明を入れてくれてもよかったかも。2009/01/31
みそ
0
面白い。 2011/06/30