内容説明
サグラダ・ファミリア贖罪聖堂の設計で知られる、天才建築家・ガウディ。生涯と作品をたどり、ガウディの建築思想を明らかにする決定版。貴重図版多数。
目次
1 ガウディとその時代
2 ガウディが記した最も長い覚書
3 初期作品から―曲線や曲面によるガウディらしい作品に向けて
4 カザ・バトリョ―職人たちの情熱が生みだした濃密な空間
5 カザ・ミラ―都市の環境的、空間的文脈から生まれた量塊
6 グエイ公園―未完の都市住宅構想
7 コロニア・グエイ教会―“建築的総合”を貫いて
8 サグラダ・ファミリア贖罪聖堂―高次の総合としての建築
著者等紹介
入江正之[イリエマサユキ]
1946年生まれ。建築家。早稲田大学理工学術院教授。工学博士。1977~78年にかけてスペイン給費留学生としてバルセロナ建築大学ガウディ講座へ留学。1990年、「アントニオ・ガウディ・イ・コルネットに関する一連の研究」で日本建築学会賞受賞。作品に行燈旅館、ナトウーラの眼・こだま幼稚園などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
2
ふむ2021/05/24
颯奏
0
もう少し突っ込んだ内容が読みたくなった。入り口としていい本かも。2014/10/11
あきよ
0
井上雄彦のガウディ展に行くので、おさらいも兼ねて読み直してみた。前回読んだときには、テスト勉強に追われていたために、内容を覚えることで手一杯であったが、今回は時代背景をふまえつつガウディ建築の変遷を考察しながら読むことができた。あくまで、この本では、ガウディの人生や建築作品のぼんやりとした全体像をとらえることに重きを置いていると思われるので、ガウディについてもっと知りたいのであればほかの本も読んだ方がいい気がする。2014/08/30
柄子
0
ものたりん2012/01/23