ふくろうの本
図説 江戸の学び

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309760742
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0321

内容説明

今こそ寺子屋に学べ!教育爆発の時代―手習師匠、寺子屋の教科書、昌平坂学問所、試験制度、心学など、江戸の教育事情。

目次

はじめに 江戸の学び―教育爆発の時代
第1章 寺子屋に学ぶ(寺子屋ってどんなところ?;寺子屋の教え;おおらかな学び;寺子屋師匠列伝)
第2章 学びを楽しむ文化(暮らしのなかの文字;尽きせぬ詩ごころ;趣味の高等数学)
第3章 学歴社会への胎動(湯島聖堂と昌平坂学問所;試験制度の始まり;藩校における能力主義対身分制;勤勉の時代へ)

著者等紹介

市川寛明[イチカワヒロアキ]
1964年、愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。東京都江戸東京博物館学芸員

石山秀和[イシヤマヒデカズ]
1969年、東京生まれ。立正大学大学院文学研究科博士課程修了。東京都江戸東京博物館都市歴史研究室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sun

4
寺子屋や教科書の様子が沢山の絵と共に解説されている。カラーの絵も多く貴重。現代の画一授業との比較もされ、当時の個別、おおらかさに関心する。平等、個性 を考えさせられる、2014/02/09

takao

1
ふむ2021/08/03

鵜殿篤

0
【感想】図版が多く、解説も丁寧で、とても面白く読める。絵を見ているだけで楽しい。寺子屋や昌平坂学問所、藩校の基礎はもちろん、石門心学や往来物、さらにリテラシーの諸相までも網羅されていて、情報量が極めて多い。西洋近代教育と江戸の学びを比較する論理も明快で、それぞれの特徴を掴みやすい。地方の教育状況に関する記述は手薄ではあるが、大都会江戸から見た近世の学びのあり方を概観する上で、かなり良い本であるように思う。2019/05/19

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