内容説明
疾風怒涛の倒幕維新を領導したふたりの巨人の友情と悲劇。西郷は征韓論者ではなかった！透徹した史観で描く明治維新・西南戦争の主人公たちの実録。
目次
第１部 薩摩藩と幕末維新（薩摩の風土と武士教育；島津斉彬と西郷・大久保 ほか）
第２部 西郷・大久保をめぐる人々（岩倉具視；木戸孝允 ほか）
第３部 近代国家への道（集権体制をめざして；明治六年政変）
第４部 西南戦争と紀尾井坂の変（西郷と私学校；熊本城と田原坂 ほか）
著者等紹介
芳即正［カンバシノリマサ］
１９１５年鹿児島県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、鹿児島県歴史資料センター黎明館史料編纂顧問
毛利敏彦［モウリトシヒコ］
１９３２年千葉県生まれ。九州大学大学院博士課程修了（日本政治外交史専攻）、法学博士。現在、大阪市立大学名誉教授、明治維新史学会顧問（元・会長）
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感想・レビュー
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ぴーたーらびっと
1
勉強にはなるけど西郷徹底的ageで大久保を陰険で浅薄な男として書く意図を感じてしまった 明治6年政変の項目では西郷の文書2通を提示して 「こっちの文書は西郷の真意、こっちは真意じゃない、根拠は俺がそう思うから」 みたいなノリ 「しゃしゃり出てきた策士伊藤」の文言には笑ったが 西郷下野のあとは一足飛びに西南戦争、うーむ2022/05/02
takao
1
ふむ2021/06/06
Yohei Kameya
1
西郷隆盛と大久保利通の関係する写真や錦絵が豊富に掲載されているので、読みやすく分かりやすい。 司馬遼太郎の飛ぶが如くや、史実などの作品がイメージしやすく歴史を身近に感じられる。 こういう視覚的な本があるとイメージが湧きやすく楽しく歴史が学べる。2020/03/01
Ohe Hiroyuki
1
幕末明治期の歴史について、西郷隆盛及び大久保利通を切り口に図説で振り返る一冊である。▼図説といいながらも、文章もそれなりに充実している。幕末明治史を振り返るには好個の一冊といえよう。2018/07/28
