ふくろうの本
図説 浮世絵に見る江戸っ子の一生

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  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309760162
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0321

内容説明

老いが見せ場の江戸っ子人生。誕生から死後の世界までのドラマ。

目次

誕生
成長
教育
青春
恋愛
結婚
熟年
教養
信仰
病気
老人

著者等紹介

佐藤要人[サトウヨウジン]
早稲田大学専門政経卒業・高師部国漢科中退。近世文化研究会会長

藤原千恵子[フジワラチエコ]
慶応義塾大学文学部卒業。銀河社編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョニーウォーカー

11
最近見たニュースで、就活がうまくいかず高速バスを横転させたバカがいたが、甘い。大学生にもなってなにをパニクっている。江戸時代の就活なんて10歳から始まるんだぞ! しかも就職先は、家業か、商店の小僧か、職人の弟子の3択だぞ! おまけにそこで逃げ出したらもう再就職のチャンスさえなくて一生日銭稼ぎの物売りになるしかなかったんだぞエエッ!? 江戸時代に生まれなくてよかっただろ!? 昭和と平成って最高だろ!? …いや、でもじつはそうでもないんだなぁこれが(どっちだよ)。江戸時代って過酷で、でも楽しそう。読友推薦本。2011/03/05

timeturner

4
追っかけもいれば自立してひとりで生きる女もいる。髪型や服装、それに寿命が違うだけで、江戸時代も今もたいして変わっていないんだなあと思った。それにしても、浮世絵の中の女って、どうしてみんな着物の裾をぞろりと長く着てるのかな。武家の奥様ならともかく、庶民はあれじゃあ暮らせないよね。2015/11/27

sawa

4
☆☆☆☆ 江戸っ子の生まれてから死ぬまで、そして死んだ後の事までが、浮世絵と川柳によって描かれている。やんちゃすぎる子供、子供に稽古をさせすぎる母親、美人に弱い男、許されぬ恋に走る男女、スターに熱狂する民衆、長寿を願う老人。今とおんなじだ。ちょっと嬉しい。(図)2011/01/31

takao

1
ふむ2021/06/01

ATSU

0
江戸時代ってすごいですね。浮世絵や本を見ると,生き生きとした江戸時代の人々が見えてきます。きっと,高度経済成長以前の日本はこんな感じだったかも・・・と思います。浮世絵から見える江戸っ子は,明治時代の人よりも自由に輝いていたのでは・・・と思います。あくまでも,江戸っ子であって,地方に行けば,ずいぶん違っていたのかもしれませんが。続けて,『浮世絵に見る江戸の一日』も読む(見る?)つもりです。2016/06/22

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