内容説明
ユニヴァーサルからハマー・フィルムまで恐怖映画の黄金時代。ドラキュラ、狼男、フランケンシュタイン…怪奇スターたちの誕生秘話！貴重な図版大量収録。
目次
第１章 草創期（サイレント時代～１９３０年代）（誕生の頃；最初のホラー映画 ほか）
第２章 繁栄と低迷（１９４０～１９５０年代）（ジュニアの時代；３大シリーズの概要 ほか）
第３章 復興と世代交代（１９６０年代以降）（ハマーの黄金時代；シリーズの連作 ほか）
第４章 ホラー映画の仕掛け人Ｗｈｏ’ｓ Ｗｈｏ ｏｎ Ｈｏｒｒｏｒ Ｆｉｌｍｓ（フォーレスト・Ｊ．アッカーマン；ＡＩＰ ほか）
著者等紹介
石田一［イシダハジメ］
１９５６年大阪市生まれ。作家、映画史研究家。ＳＦホラー映画の専門家として多くの書籍や雑誌を執筆・編集。７３年、怪奇ＳＦ映画研究会「ＭＯＮＳＴＥＲＳ」を設立。７６年よりプロのライターとして、専門ジャンルの映画記事を書き始める。８０年、日本初のホラー映画専門誌『ホラー・ワールド』（ＭＯＮＳＴＥＲＳ出版）を発行・編集。９４年、取締役の一人として株式会社ファングスを設立し、『日本版ファンゴリア』を発行、編集長を兼任。９９年、長編小説『斬魔京都変』を発表。以後、『異形コレクション』１３‐１５（広済堂）・１６‐１８（光文社）に短編執筆他、小説やＴＶゲームのシナリオを中心に活躍中
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感想・レビュー
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タミイ
4
サイレント時代からモンスター映画黄金期〜現代まで、ホラー映画史を駆け足ながら豊富なポスターと写真で綴る一冊。カリガリ博士にノスフェラトゥ、ルゴシやカーロフなどの初期大スター、TVでよく見たピーター・カッシングやクリストファー・リー。エクソシスト、オーメン、ロメロのゾンビもの等々。小学時代にオカルトブームの洗礼を受けてから新旧ホラー映画を愛してきた身としては、嬉しく懐かしく、ワクワクさせられた。「人の心に闇への恐怖がある限り、ホラー映画は不死者ドラキュラ伯爵のごとく永遠に不滅（筆者）」とはなかなかの名言。2016/11/12
takao
2
ふむ2022/11/01
いたち野郎
2
当時のポスターや映像など多数のカラーで掲載されているので、眺めるだけで楽しいです。サイレント期から始まりユニバーサルとハマー・フィルムによる三大モンスターものが中心。文章は少なめなのですぐに読み終わりますが、映画会社、俳優、監督ら互いの思惑についてにもたびたび触れているので裏話をちょいと知れる感じに。2012/01/30
Gen Kato
1
怪奇映画の歴史を豊富な図版とともに追う。昔のポスターは味があって楽しいね。題名のセンスのひどさもたまらなく好き。2018/04/20
