内容説明
キュートで可愛くて、おしゃれで新しい。セクシーでちょっとキッチュ!!時代の寵児だった「モガ」の魅力にせまる。
目次
第1章 モガ誕生―新時代のおしゃれ女子(洋装のモダンガール1;洋装のモダンガール2 ほか)
第2章 モダンガールの楽しみ―旅行・娯楽・お買い物(愛犬とお散歩;私を乗せていって ほか)
第3章 画家の描くモダンガール―多彩な描き手たち(小林かいち;高畠華宵;蕗谷虹児;東郷青児;高橋春佳;絵封筒の世界;画家たちの競演;竹久夢二)
第4章 モガのいた場所―銀座と京阪神の街(銀座の街角で;銀座を歩く ほか)
著者等紹介
生田誠[イクタマコト]
1957年生まれ。絵葉書・地域史研究家。東京大学文学部美術史専修課程修了。元産経新聞記者。日本を中心にした絵葉書の収集、研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チョビ
3
モダンガールとはなんぞや。大正から昭和初期ごろのおしゃれな、親のお金で遊んでいられる、または親の力で働ける都市部の女性だろう。。その辺がものすごく知りたかったのだが…。曖昧だ。それを絵葉書の写真や絵からその空気を知るというのだが、年賀状にモガって、斬新すぎて、今の干支とかがげる姿とは一味違う。またイラストレーター有名無名が混在しているのだが、著名なそれより、そんな謎のイラストレーターの絵の方が素敵に見えたのは、そういうミステリアスさもまた都会的だからだろう。2024/04/16
くらーく
2
20代の娘の意見。この時代にうまれたかったわ、だって。 何か今よりも自由な空気を感じるのかもねえ。ま、そう言うものだけを取り上げているから当然なのかも。 当たり前だけど、印刷の表現力の無さ、写真が貴重だったので、イラスト等の手書きが主って言うのも、新鮮なのかもな。昭和も最後の方は、かなり女子のおしゃれ度が変わってきているから、対比させるとどうなのだろうね。2024/02/24
白山手賀
0
当時の雰囲気がよく分かる。2024/01/13