出版社内容情報
ちひろの絵の中には懐かしい、愛おしい空気が満ちている。見るものに生きる勇気を与える躍動感。生涯に描いた1万点の絵画から厳選!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
16
繊細でいて骨太な作風。淡い色使いから連想するのは、懐かしいあの日。2021/10/13
みい
13
怖いくらい真っ直ぐなまなざし。子どもの頃「わたしがちいさかったときに」を読み、一生持ち続ける本になった。白黒で描かれたヒロシマの子どもたちの姿は忘れられない。それから綺麗な水彩で滲むように描かれた花や子どもに出会う。ふっくらほっぺ。かわいい手。こんな絵が描けたら幸せだろうなと思った。今回、知らなかったちひろさんの人生をちょっと知る。大正・昭和・戦争と平和。本人の言葉は愚痴も交えてひとことひとことが胸に沁み込む。平和と可愛いものがほんとうに好きだった人。それを守りたいと願った人。言葉と絵が願いを伝える。2021/10/27
Ayakankoku
9
ちひろさんの人生についてはじめて知った。いつか、ちひろさんの美術館に行ってみたくなった。2022/06/05
kaz
1
いわさきちひろの可愛くて影絵のような、しかし芯のある絵には、やはり癒される。図書館の内容紹介は『結婚、子育て、創作と家事の両立、嫁姑の微妙な関係、親の介護…。多くの女性が抱える日々を、いわさきちひろもまた懸命に生きた。ちひろの生涯を、ちひろ自身が遺したことばと、折々の写真、作品の数々でたどる』。2021/10/12
月華
1
図書館 新刊コーナーで見かけて借りてみました。フルカラー。安曇野の美術館に一度伺った覚えがあるのを思い出しました。2021/09/01