らんぷの本
お屋敷拝見 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309750279
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0339

出版社内容情報

東京近郊には、明治・大正・昭和戦前の歴史的建造物が数多く残っている。建物にまつわる物語を味わいながら、お屋敷散歩を楽しもう!

内容説明

明治から昭和初期“戦前という時代”の香り豊かな洋館の数々。

目次

第1章 お屋敷の魅力とお屋敷めぐりの心得(お屋敷とは何か?;お屋敷の特徴;お屋敷の魅力;お屋敷の種類)
第2章 お屋敷を見に行こう(ジョサイア・コンドル設計の住まい;宮家の住まい;旧大名家の住まい;時代を切り開いた人々の住まい)
第3章 近代日本住宅小史―洋館誕生事始
付 用語解説絵解き事典

著者等紹介

内田青蔵[ウチダセイゾウ]
1953年、秋田県生まれ。1983年、東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程満期退学。工学博士。専門は、日本近代住宅史。2016年より日本生活学会会長。文化女子大学教授、埼玉大学教授を経て、2009年より神奈川大学教授

小野吉彦[オノヨシヒコ]
1967年、愛媛県生まれ。1990年、東京工芸大学工学部建築学科卒業。写真家。歴史的建造物、文化財建造物を主に撮影。(公社)日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りんか

3
自宅という私の空間としてより威信をかけた公の空間としての存在意義のほうが強い明治大正期の日本の洋館。こういう凝った建物を作り多くの使用人の手で支えることのできた財力と余裕のある人々のいた時代はその良し悪しはともかく面白い。この手の解説付き写真集をみるたびに、ぜひとも使用人の区画まで撮影掲載しておいて欲しいと思う。主人やお客様の目に触れない裏側の様子こそ後々貴重な資料となるはす。2021/05/08

A.KI.

1
主に明治から大正、昭和初期の洋館建築を紹介しているが、確かにどれも「お屋敷」だ。住まいとして建てられ、そこで生活していた人たちがいたのだと改めて考えてみると、どんな生活だったんだと想像が膨らむ。和洋館並列から次第に洋館の存在が大きくなり、やがて洋館の中に和館が取り込まれていくという時代にあわせた変遷が繰り返し書かれているけど、なるほどと。また同じ洋館といっても宮家のものか、旧大名家か、民間の実業家のものか、そのあたりの違いについても、改めて意識してみると面白そうだなあと思わされました。2018/10/19

シエル

1
明治大正の栄華を垣間見る邸宅の数々。説明が丁寧で長いから読むのには気合いがいる(笑)。でも大きい写真が少ないのが残念。細かい意匠をじっくり見たい。2018/03/07

てら

0
どうやら以前発売されていた本の新装版のようです。2017/09/28

ふじか

0
全てがカラー写真ではないことと、おそらく一般公開されておらず雨戸が締め切られている屋内の写真にライティングが残念なものがちらほらあることが残念。2019/04/02

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