らんぷの本
内藤ルネ―少女たちのカリスマ・アーティスト (増補新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309750200
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0339

出版社内容情報

女の子はみんな夢中になった!1960年代、少女文化をリードしたルネ作品。見れば懐かしい、ルネパンダ、いちご柄、エンジェル。

【著者紹介】
1932年生まれ。1952年、中原淳一に呼ばれて上京、ひまわり社に入社。1954年『ジュニアそれいゆ』創刊とともに主要メンバーとなり、イラスト・人形を掲載。この頃から、『りぼん』等少女雑誌各誌で口絵・付録・イラストを手がける。主にこの初期の作品が2002年頃からブレイク。

内容説明

世界が賞賛する日本のKawaiiの原型はルネにある!’50’60’70年代の少女文化をリードしたマルチアーティストの全軌跡。

目次

1 イラストレーター・ルネ(1950‐1965;1965‐)
2 人形作家・ルネ
3 デザイナー・ルネ

著者等紹介

内藤ルネ[ナイトウルネ]
1932年、愛知県岡崎市生まれ。1952年、中原淳一のひまわり社に入社し、編集を手伝いながらしだいにカット・イラストを描き始め、人形を制作。1958~64年、各少女雑誌の付録にイラストを描き、それらは現在世界が賞賛する日本の「Kawaii」の原型となった。1961年頃から1980年代まで、グッズを多数デザインし、とくにパンダのキャラクターは爆発的な人気を博した。1960年代から婦人雑誌に、手芸・インテリアの提案など自由なテーマでの写真エッセイを連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花と雨

24
ルネの女の子のお顔はどこかで見たような既視感があって、オードリーヘップバーンを意識してるとのこと、なるほど。カワイイの世界だけかと思いきや、魔女のシリーズはちょっと独特の世界観とアートの世界。あのお花やてんとう虫のシールは確かにどこかで見たことあるような…。レトロガールの可愛い世界。2019/03/17

猪子

5
お花一つとっても内藤ルネが描くものは可愛い。年代毎に作品を紹介しているのだけれど、私は1965年以前の少女向けのパキッとした色遣いの絵が好きだなぁ。でも詩は1965年以降の耽美な作品のが読んでてドキドキする。この本を読む前に内藤ルネの自伝「すべてを失くして」を読むのをオススメします。いつも思うけど弥生美術館の中村圭子さんの着眼点はいつも最高。他の著作もオススメです。2016/11/26

monogatari

0
ある人を思って、ページを繰りました。内藤ルネさんが大好きだったから親しくなれた人を想って、読みました。かわいいの原点のように言われることも多く、くりっとした瞳と笑顔が印象的な「ジュニアそれいゆ」の少女の絵がよく知られていることもあり、明るく元気な印象があるけれど、その胸のうちには多くの葛藤を抱えていたというルネさん。葛藤や悲しみや混沌を内包して表現されたものだと思いを新たにして作品を見直してみると、私はいつもなんだか涙が出てきてしまうのです。かわいいは、きっとルネさんの苦悩の結晶なのかしれません。2016/03/28

かたばみ

0
なつかしい! 当時は気にしていなかったけど家にもルネさんの人形とかいちご柄のカップとかトマトの貯金箱があったっけ。 いま見ても新鮮なルネさんの世界。いいなあ。もっとみたいなあ。 できれば全部カラーでみたかったな。付録でシールや紙バックつけてほしかったな。 (高くなっちゃうけど) 2015/12/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9902857
  • ご注意事項