出版社内容情報
漫画、タブロー、絵本、多彩な活躍をみせる、井上洋介の全軌跡!100万部の大ベストセラー『くまの子ウーフ』等絵本の世界も網羅!
【著者紹介】
画家。100万部の大ベストセラー『くまの子ウーフ』等絵本の世界でも活躍。小学館絵画賞(1980)、講談社出版文化賞(1994)、日本絵本大賞(2001)、JBBY賞(2013)を受賞。世界的にも著名。
内容説明
本書では、井上洋介の初期から現在までの代表的な仕事を取り上げ、多岐にわたる井上の創作活動を、「漫画」「タブロー」「絵本」「さまざまな仕事」という四章構成に分けて、その全貌を紹介します。六十余年におよぶ長いキャリアを積み、自身を取り巻く時代や描法は移り変わっても、戦災の記憶を表現活動の核に据える井上洋介。「俺は俺」とわが画道を貫き通す彼の奇想天外な魅力あふれる世界をお楽しみください。
目次
第1章 漫画(美校生時代の投稿漫画「漫画アンデパンダン」;独立漫画派刊『がんま』で活躍 ほか)
第2章 タブロー(卒業制作など、初期の油彩画;新制作協会展に出品、初入選を果たす ほか)
第3章 絵本(最初の絵本『おだんごぱん』;愛らしいウーフの誕生 ほか)
第4章 さまざまな仕事(演劇実験室・天井棧敷の舞台美術を手がけて;「だまし絵」の世界―「怪談青ひげ」 ほか)
著者等紹介
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京に生まれる。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業する。大学在学中から新聞に投稿した漫画で才能のある常連作家として注目される。51年、独立漫画派に参加。55年、第7回読売アンデパンダン展に初出品し、以後、日本アンデパンダン展等に出品を重ねる。60年、初の絵本『おだんごぱん』を刊行。63年、初の漫画集『サドの卵』を自費出版。65年、第11回文藝春秋漫画賞を受賞、同年初個展を開催し、以後、開催を重ねる
松本育子[マツモトイクコ]
刈谷市美術館館長代理。東京生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科修了。1989年より刈谷市美術館に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蘭奢待
ばんだねいっぺい
mari
anne@灯れ松明の火
Toshi