らんぷの本
絵ごよみ昭和のくらし―母たちが子どもだったころ

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309750019
  • NDC分類 384.5
  • Cコード C0339

出版社内容情報

かわいいイラストでよみがえる! 家族のくらし、授業、遊び、食べ物等。大変だったけれど、楽しくおかしかった!! 昭和戦前の日々

【著者紹介】
1929年生まれ。『主婦の友』で多くの連載漫画、イラストルポを担当。84歳になる現在も現役の漫画家として活躍。「しんぶん赤旗」の連載は43年間も続く。著書に『小公子』『シンデレラ姫』(集英社)など。

内容説明

現役漫画家、現在八四歳の亀井三恵子が描くたのしくも、ちょっとほろ苦い、あの頃の思い出。昭和の情景がよみがえる!

目次

1 幼稚園の巻(男の子のような女の子;幼稚園、朝の騒動;心が萎えたスキップ ほか)
2 小学生の巻(母の姿が廊下に?;泣いたほうが勝ち;一銭のために… ほか)
3 女学生の巻(みんな立っちょれ;キャー、キイのお姉さまたち;勤労奉仕でケガをする ほか)

著者等紹介

亀井三恵子[カメイミエコ]
漫画家。昭和4年(1929)生まれ。旧制津山高等女学校卒業。山陽新聞社から小学生新聞に四コマ漫画の掲載依頼を受ける。評判がよかったので、中学生新聞にも漫画掲載を始める。主婦の友社の嘱託となり、連載漫画、イラストルポを担当。フリーになってからは集英社「おもしろ漫画文庫」、小学館などから単行本を刊行。「しんぶん赤旗」に最初3か月の予定で開始した「台所剣法」の連載は多くのファンを得、1970年(昭和40)から現在にいたるまで43年間の長期連載となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

17
味のある絵で、昭和の生活を描かれています。食いしん坊の私には、西洋ぜんざい、焼酎ボンボンや、ぼにがきなどの食べ物の話が面白かった。近所の駄菓子屋で、なつまめ(そらまめ)を買って、小さな布の袋に入れ、体につけて水遊び。遊んだ後は、ふやけた豆を食べる、というのも微笑ましかった。幼い時、いじめられたことや、学徒動員、お祭りで食べたミリン粕、「男まさり」と言われた作者独特の感性が、光っています。2021/08/16

花林糖

13
(図書館本)戦後の子供を描いたものだと思っていたら戦前だった。岡山県の津山市で育った、著者の亀井美恵子(昭和4年生)さん自身の子供時代を綴っている。焼酎菓子・みりん粕は知らなかったけど美味しそう。亀井さんの楽しく懐かしさのある絵が◎。2016/09/04

臓物ちゃん

4
へー、よくある昭和三十年代の庶民生活を綴ったものかー…と思って読んだら時代が昭和初期じゃねーか!戦前かよ!アヒィ!戦時中に勤労奉仕に行ったら馬鹿デカいおはぎが食べられたとか、ほっこりする話がほっこりする絵で描かれていて大変に癒される。しかも場所が岡山県津山市。戦前の津山といっても三十人殺しだけじゃないんだぜと、当時の風情が味わえる一冊。2015/12/11

ハル

4
幸せな子ども時代を描いたものは、世代や環境がちがっても、甘く懐かしいものだ。自分の子供のころのことを思い出しながら読んだ。イラストが楽しい。2014/01/11

ゆり

2
平成に生まれ、ルールで雁字搦めされた遊び方しか許されない時代に育った私にとって、これほど子どもが自由に遊ぶことができる時代は羨ましい。様々なおもちゃを自分たちで作る、発想力と器用さがすごい。2024/02/09

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