Kawade道の手帖
ドナルド・キーン―世界に誇る日本文学者の軌跡

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740515
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

文化勲章受章、日本に帰化した日本研究家の初めての総特集。ロングインタビュー、辻邦生対談、未発表英文原稿翻訳、人物寸評等々。

目次

回想写真展―通り過ぎた人々の跫
近況写真展―わが人生の愉しみ
最新ロング・インタヴュー キーンの音楽自伝―歌声に魅せられしわが人生
キーンさんを語る
キーンの思い出対談
キーンの「寸鉄」人物評
音楽を記す―キーンのエッセイ集
本邦初訳!キーン著 古今の英雄たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

25
キーンさん曰く、 「日本人は、外国人は日本文化のことを 理解できない、と考えています」(72頁上段)。 だから、外国人に観光ガイドする仕事は なかなか難しいといえるだろう。 先ずは、地元学や日本の歴史に地理を 学習して、コンテンツ発信できるように することが肝要か。 社会学者である父も、 夏に軽井沢の家で読書や執筆の 時間を大切にしていた。  2014/05/28

Naoko

4
世界の日本文学研究は遅れているらしい。ヨーロッパからみると、日本は中国とドイツを合わせたようなイメージがあり中途半端なのだそう。そんな中、キーンさんのような日本を愛してくれる研究者がいてくれるのは本当に有り難いことだと思う。キーンさんの自伝も読んでみたくなった。2014/06/01

果てなき冒険たまこ

0
敬愛するキーン先生を本人へのインタビューや対談などで構成して様々な顔を見せてくれる。意外なのはインタビューの大半が専攻の日本文学関連ではなくオペラとかのクラシック音楽に関する内容だったこと。好みが異なるので読み流したけど。面白かったのは巻末の古今の英雄に関するミニエッセイ。ギルガメッシュからシュバイツアー(!)まで、これだけで1冊の本が書けてしまうのではないかっていうくらい面白かった。「日本文学の歴史」を読み直したくなった。2022/05/18

0
2014年2月18日初版印刷 2014年2月28日初版発行 発行:河出書房新社 発行人:小野寺優 本文組版:KAWADE DTP 印刷・製本:三松堂株式会社 中矢一義、瀬戸内寂聴、平野啓一郎、中村紘子、デイヴィッド・ルーリー、坂東玉三郎、永井育代、土屋典康、バーバラ・ルーシュ、安部公房、高峰秀子、大橋巨泉。 企画:中矢一義 編集:近藤憲一 装幀:河井宜行 カヴァー写真撮影:郭允(朝日新聞写真部) 協力:ドナルド・キーンセンター柏崎、ヴューキャスト、朝日新聞社、毎日新聞社、新潮社、文藝春秋2019/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7923165
  • ご注意事項