Kawade道の手帖
竹中労―没後20年・反骨のルポライター

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740409
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

目次

竹中労単行本未収録作品(「赤線」とは何であったか?;読書遍歴 ほか)
エッセイ(過程に奮迅の人(小沢信男)
一九七三年の『キネマ旬報』が出会っていたのだが…(坪内祐三))
インタビュー(水道橋博士(浅草キッド)―俺の根本はやっぱり竹中労なんだ
石川浩司(たま・パスカルズ・ホルモン鉄道)―労さん、まだしつこくやってるぞ~)
特別対談 佐高信×鈴木邦男―左右弁別すべからざる対話
論考(他者の人生・仕事の追体験―竹中労的ルポルタージュ(井家上隆幸)
「トップ屋」竹中労はなぜ芸能記事を棄てたか(関川夏央) ほか)
回想 金子紫(湯村の杜竹中英太郎記念館・館長)インタビュー 兄・労さん、そして父・英太郎のこと
論考(竹中はこの本を引き裂くはずだ(森達也)
地下水脈から出会う竹中労(本山謙二) ほか)
再録対談(竹中労×平岡正明―汎アジア幻視行百八日・総括;竹中労×正木ひろし―週刊誌のモラルと週刊誌の正義 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

6
古本屋でゲット。52で亡くなったふた従姉妹が40年も前に「凄いルポライターがいる」と言っていた。 いろんな人がかれと作品を、語る。 竹中労を読んでみたいと思った。佐高さんと鈴木邦男の対談が特に良かった。2019/02/25

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

5
私が竹中労を初めて知ったのは十代に読んだ『噂の真相』だった。そして晩年の竹中労のテレビ出演や連載に夢中になった。カッコイイと思った。今思えば若い私は知的俗物だったが、今でも竹中労は偉い人だと思っている。弱い方に味方し、理解するのが男だと、この人から教わったとつくづく思う。竹中労に関する本をもっと読みたくなった。2012/01/11

クーちゃん

3
竹中労さんが亡くなって20年も経つのだなあと思い返しました。僕は、父が買ってきた「現代の眼」から竹中さんを知ることができました。その後、ずっとご無沙汰していました。この本を読み、いろいろな竹中さんを知ることができました。亡くなるのが早すぎる気がします。2012/01/31

nizimasu

2
没後20年でも人気が衰えないルポライターの足跡を振り返る。しかし、現在のブームは作品もさることながら旺盛な批評精神であり、上からでなく地べたを這いずり回るスタンスに共感するのであろう。昔も今も真のルポライターは少数派だ2011/07/26

tsukamg

1
ルポライター竹中労について、関わりのあった人や影響を受けた人が振り返るムック本。「人は、無力だから群れるのではない。あべこべに、群れるから無力なのだ」というフレーズは、竹中労の著作だけでなく、生き様や人となりを表現している。2017/01/01

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