Kawade道の手帖
ウィトゲンシュタイン―没後60年、ほんとうに哲学するために

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740393
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

目次

レクチャー
エッセイ ウィトゲンシュタインと自殺
論考 「ウィトは不完全性定理が分かって書いてるのか」問題
著作解題
論考
日本のウィトゲンシュタイン受容史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

15
哲学は言語ゲームだ。言葉遊びだ。初めに言葉ありきで、言葉から進まない。そしてAIの登場だ。もっと言葉遊びで私を愉しませてよって話になってしまった。ウィトゲンシュタインの本をAIが理解できるのだろうか。理解とはなんだろうか。言葉遊びの連続についてくることはできるのか。その次の本を書くことができるのか。AIは哲学ができるのか。そこに問題があると思う。言葉を理解することができる。つなげることができる。しゃべることができる。でも哲学できるのだろうか。哲学とは一体なんなのだろうか。言葉遊びか。2023/04/30

NOBU

11
それなりに興味深く読めたが…、私には難しかった(汗) 2011/06/27

minaokukita

6
同じ哲学者を論じるのにこれほど多様な切り口と捉え方があるのに驚く。執筆者たちはウィトゲンシュタインの思想を俯瞰的に論じたり、手短に要約したりするのではなく、彼の抱えていた問題を自らの問題として引き受けながら、まるでテキストと丁寧な議論をするかのように筆を運んでいる。ウィトゲンシュタインについて知らなかった、あるいは見逃していた色々なことに気付かされた。2011/08/13

Taizo

5
ヴィトゲンシュタインに関して専門家のレクチャーや著作紹介に加え、専門外の哲学者による論考などがまとまった、「会報誌」的な性質の一冊。個人的には言語ゲームに関して触りだけでも理解しようかな〜くらいの軽い気持ちで読んだが見事に返り討ちにされた。難しい。もう少し入門書的な本から入らないと、前提条件があまりに足りてない気がして理解がままならない。それこそ言語ゲームがままならない。これすら使い方が合ってるのかも分からん。2021/12/28

mEmO

5
広く浅く。入門とはいうものの、予備知識のない人間にわかるようには書かれていないので、これに寄稿している方の(ウィトゲンシュタインに関する)著作を一冊読んでからさわるといいかもしれません。鬼界彰夫の『ウィトゲンシュタインはこう考えた』がいち押し。2011/06/23

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