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詩人を語る
入門・田村隆一
田村隆一全集未収録集成(エッセイ;童話;インタヴュー;対談)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありんこ
4
詩の中に、時々ハッとさせられるような表現があり、味わい深い作品が多くありました。対談も収録されており、その考え方や生き方も魅力的な方だという印象を受けました。鎌倉に関するエッセイも書いているようなので、次回は詩以外の作品や、翻訳書も読んでみたいです。2022/06/11
午睡
1
なつかしいなぁ、田村隆一。この人の「立棺」という詩は忘れがたい。ねじめ正一の傑作「荒地の恋」を読んで、この詩人が鎌倉の稲村ヶ崎に住んでいたことを知り、あのあたりを歩いていると詩人の亡霊とすれ違うような気がしたものだ。だが実際は生前の姿さえ見かけることは叶わなかった。 荒地派とはまったく関係ないが、金子兜太との対談なども面白い。詩と俳句という違いはあっても、戦後という時代状況に対する向き合い方が似ているからだろう。2019/04/07
れい
1
この人の詩集としては実は読んだことがないけれど、この一冊で大体詩の世界観が分かる感じ。しかし、何度読んでも「帰途」はぐっさり来る。物書きのハシクレとして。2011/05/20
ぽ@8001
0
種村のとこだけ。2016/11/28
kuwagata
0
田村隆一は好きな詩人の一人。亡くなって14年も経ったのか。2年前に河出からこんな本が出ていたなんて気付かなかった。面白かった。2012/06/03