Kawade道の手帖
ヘーゲル入門

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740317
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ヘーゲルは現代にこそ甦る。はじめての読者にもわかるヘーゲルのすべて、そして現代へのつながり。長谷川宏、加藤尚武、西研、滝口清栄、岡本裕一朗、長原豊他。

内容説明

8つのレクチャーでわかるヘーゲルの魅力と可能性のすべて。

目次

0 ヘーゲルの世界に分けいるために
1 ヘーゲルはどのような哲学者だったのか
2 ヘーゲルのとてつもない哲学を読む
3 ヘーゲル生涯と思想
4 ヘーゲルは現代によみがえるか
5 マルクスのヘーゲル―偶然の必然性、あるいはその対偶
6 ヘーゲルのもうひとつの系譜と可能性
7 マラブーによるヘーゲルの整形手術―デリダ以降の問題圏
エッセイ・論考

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

10
入門書のはずなのに、読み進めれば読み進めるほど、難しくなっていくのはどうしたものか。ヘーゲル哲学が重要なポジションにあるのはわかったので、少しずつ入門的な書物から離れていきたい。2012/06/02

すがの

5
「入門」と銘打つ割に、難度が高い。特に後半で展開される各論は、理解しにくい部分が多い。ただ、類書に当たった後『歴史哲学講義』は読んでおきたい。2015/01/16

袖崎いたる

4
この一冊でヘーゲルの魅力と可能性のすべてを網羅するってコンセプトがすげえな。いまヘーゲルが気になっている。読んでは挫折して…というより見放したり飽きたり忙しくなって離れたりってことをしてきてはいるものの、やっぱり気になる。長谷川宏さんの翻訳も気になる。彼のレクチャーでは翻訳について書かれてた。ヘーゲルは全体性を信じる哲学だ。全体に透徹する力を信じる哲学だ。また読むかもしれないな、この本を。2022/07/01

レイニ

4
何故本書に「ヘーゲル入門」などという表題をつけたのかまことに理解に苦しむが、同じように理解に苦しむ本文であった。私が表題をつけるならば「ヘーゲルにまつわる寄稿集」などにするだろう。ヘーゲルに対する知識にある程度の輪郭がある方が読んでやっと、本書は意味を成すと思う。とにかく各著者の文章が文体から対象、方法論に至るまで多様で、日本における様々なヘーゲル像を掴むのには良い一冊である。2015/12/24

肉尊

4
国民国家が形成される近代という時代を生き抜いたヘーゲルは、自分の知的作業が時代に強く要請されていたことを強く実感していました。彼は人間が考えうるあらゆる問題を中に取り込み、論理を進め、独自の知の体系を築き上げました。ヘーゲル入門書として、様々な学者が捉えるヘーゲル像をともに分析してみませんか?多様な切り口が見いだせると思います。2015/09/15

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