内容説明
水よ川よ魚よ、再び…。汚れてしまった下町の川。少女イズミが夢見続けた「魚のすむ川」は、彼女が母となった時に戻ってきた…。こどもから大人まで世代を超えて味わえる新しいものがたりの誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
satooko
1
ここんとこ新刊ないなと調べていたら、こんなんの知らなかったということで古本ネットで入手。それにしてもどうしたんだろう、もう書かないのかな?2012/10/13
せんちぇん
1
増田さんらしい、「変わった女の子」がテーマで、前半は黒くて重いものが沈殿しているけど、台風がきて、それを全部フラッシュしてくれた。そしてラストの涙…かわいらしい本に仕上がったと思いました。改めて、この作者さんの、ふるさと下町という土地への想いを感じさせられました。2010/04/02
イプシロン
0
ちょっぴり昔の雰囲気がする。読み終えたとき、この本は作者自身の体験などをもとにして書いていることがわかって、また再読したくなった。2013/01/17