作家と楽しむ古典―平家物語 能・狂言 説経節 義経千本桜

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作家と楽しむ古典―平家物語 能・狂言 説経節 義経千本桜

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309729145
  • NDC分類 912
  • Cコード C0095

出版社内容情報

政変、災害、戦争、盛者必衰――人間の荒々しさ、滑稽さ、生きる無常さを説いた中世の古典作品を、作家たちはどう読み訳したか?

古川 日出男[フルカワ ヒデオ]
著・文・その他

岡田 利規[オカダ トシキ]
著・文・その他

伊藤 比呂美[イトウ ヒロミ]
著・文・その他

いしい しんじ[イシイ シンジ]
著・文・その他

内容説明

政変、災害、そして戦争へ―時は中世。『平家物語』とそこに連なる名作たち。

目次

はじめに(池澤夏樹)
平家物語 現実に還流するフィクション(古川日出男)(翻訳者に刺さる矢;女たちの名前 ほか)
平家物語 特別対談 祈りの演奏としてのノベライゼーション(古川日出男×波戸岡景太)
(最強のフィクション;異本、外典、換骨奪胎 ほか)
能・狂言 ポップ・ミュージックが聞こえる(岡田利規)(台詞/文学;「圧縮」された原文 ほか)
説経節 説経節といっしょに苦労してきた(伊藤比呂美)(仏教文学;働く女たち ほか)
義経千本桜 思いどおりにならないかなしみ(いしいしんじ)(義経はレコードの穴;大阪ディープサウス ほか)

著者等紹介

古川日出男[フルカワヒデオ]
1966年、福島県生まれ。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、06年『LOVE』で三島由紀夫賞、15年『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞および16年、同作で読売文学賞(小説賞)を受賞

岡田利規[オカダトシキ]
1973年生まれ。劇作家・小説家。97年、チェルフィッチュを結成。05年に『三月の5日間』で岸田戯曲賞受賞。07年に小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を発表し、大江健三郎賞を受賞

伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年東京生まれ。詩人・作家。『ラニーニャ』で野間文芸新人賞を受賞。2006年詩集『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞を受賞

いしいしんじ[イシイシンジ]
1966年大阪生まれ。03年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

39
「池澤夏樹・個人編集・日本文学全集」の刊行を始めるとき大江健三郎さんに「古典を現代語に訳す作家や詩人の人たちもこれを機に変わると思います」と言われた。この本では4人の作家の訳した作品との関わりが述べられており、その通りになっているのがよくわかる。そのなかで古川日出男の平家物語の翻訳に対する取り組みがすさまじい。すべて手書きで語り手を3つのパートに分け最後に成仏させようじゃないかと思ったと。東日本大震災を経験した著者ならではの視点。是非古川・平家物語を読もうと思う。能・狂言も人形浄瑠璃や文楽ももっと知りたい2019/01/03

翡翠

13
これも『日本文学全集』への期待をめちゃくちゃ高めてくれた。特に義経千本桜は人形浄瑠璃を観てみたい!そのためにはもっと知識を吸収しないと理解できないなぁ。はあ。2022/01/20

ぎじぇるも

4
読んで大正解だった。古川日出男の箇所しか読んでないが平家物語中で読み落としてしまっていた仕掛けや気づいた仕掛けの答え合わせができる、作家としての価値観を知れる、ファンとしては必読です。2023/11/20

micari

3
65.古川日出男さん目当てで読んだんだけど、意外なことに「義経千本桜」にすごく興味が湧いた。これはぜひ本家を読んでみなければ。このシリーズあと何冊あるのかな。全部読もう!2023/12/29

ayako

3
古典の訳に臨む作家たちの心の持ちようなど、裏側が見えて読書欲が掻き立てられる2019/04/07

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