近現代詩歌

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  • サイズ B6判/ページ数 468p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309728995
  • NDC分類 918
  • Cコード C0393

出版社内容情報

近代以降、多様な形で展開してきた詩歌の世界。明治から平成までの詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、俳句を小澤實が精選。

池澤 夏樹[イケザワ ナツキ]
1945年帯広生まれ。88年「スティル・ライフ」で芥川賞受賞。おもな小説に『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)、『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)、『カデナ』など。エッセイに『終わりと始まり』など。

穂村 弘[ホムラ ヒロシ]
1962年、札幌市生まれ。歌人。歌集に、『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』他。エッセイ集他に、『世界音痴』『現実入門』他。また、絵本翻訳も多数。

小澤 實[オザワ ミノル]
1956年長野県生まれ。俳人。「澤」主宰。2006年『瞬間』で読売文学賞詩歌俳句賞、08年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論賞受賞。著書に句集『砧』『立像』『小澤實集』、『万太郎の一句』など。

内容説明

萩原朔太郎、安西冬衛、谷川俊太郎等、詩人四十一人の作品を収録する「詩」(池澤夏樹・選)、北原白秋、塚本邦雄、馬場あき子等、歌人五十人の作品を収録し鑑賞を加える「短歌」(穂村弘・選)、井月、高濱虚子、攝津幸彦等、俳人五十人の作品を収録し口語訳と鑑賞を加える「俳句」(小澤實・選)。新たに西洋から導入された近代詩、和歌から一新した短歌、連句から独立した俳句…明治以降、変革を経ながら多様に展開してきた詩歌の世界を一望する。

目次

詩 池澤夏樹選(島崎藤村―初恋/小諸なる古城のほとり;伊良子清白―漂泊;高村光太郎―樹下の二人 ほか)
短歌 穂村弘選(正岡子規;佐佐木信綱;与謝野鉄幹 ほか)
俳句 小澤實選(井月;内藤鳴雪;村上鬼城 ほか)

著者等紹介

池澤夏樹[イケザワナツキ]
1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか受賞多数

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年北海道生まれ。歌人。2008年『短歌の友人』で伊藤整文学賞、「楽しい一日」で短歌研究賞受賞

小澤實[オザワミノル]
1956年長野県生まれ。俳人。2000年「澤」を創刊・主宰。06年『瞬間』により読売文学賞詩歌俳句賞、08年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

114
この巻は近代史以下ということで、詩を池澤夏樹、短歌を穗村弘、俳句を小澤實の各氏が選者となり解説なども書かれています。非常に多くの作者を選ばれているせいか一人の作品が少ないのですが様々な観点から楽しめていいのでしょう。とくに詩人では最後の谷川俊太郎、高橋睦郎、入澤康夫の詩は大長編です。短歌もいいのですが、俳句のやはり山頭火や西東三鬼のが印象に残ります。2016/10/06

starbro

102
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ第ニ十一弾です。ようやく70%迄来ました。私の人生でこれだけ沢山の詩歌を読んだのは初めてです。ほとんどが初読の詩人、歌人、句人なのでこういう機会は貴重です。石原裕次郎の「錆びたナイフ」が石川啄木にインスパイアされていたり、芥川龍之介の俳句に触れたり等、新たな発見がありました。ただ残念なのは、選考基準が池澤夏樹よりも以前(1945年)に生まれた人が原則のため、現代の若い文学者の作品が含まれていないことです。こんなところにも池澤夏樹の影響が出ています。2016/11/05

スプーン

47
本と言うより「辞典」。今は主に短歌の辞典として日々使っています。選者は穂村弘さん。このシリーズはかなり信頼が置けます。2023/01/22

ぐうぐう

35
『日本文学全集』第29巻はタイトル通り、近現代の詩歌が収められている。詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、そして俳句を小沢實がそれぞれ担当し、選んでいる。錚々たる詩人の名詩を読んでいると、ベストアルバムを聴いているとき特有の息苦しさを覚えた。ベストアルバムは、そのアーティストの代表曲だけが選ばれて収録されているので、聞き応えがありすぎて休む間がないのだ。だから、息苦しくなる。それと同じ気持ちにさせられた。ところが、短歌となると、とたんにその息苦しさがなくなるのが不思議だ。(つづく)2016/09/29

fishdeleuze

30
池澤夏樹、穂村弘、小澤實が選者のアンソロジー。編集方針として池澤生年前までの作家を選出するというしばりゆえか、比較的評価の定まった作家が撰ばれているようだ。私は、詩はいくらか読むようになって、短歌はもう少し読みたいなと感じている。そして俳句はどう読めばよいのかわからないという状態で本書に臨んだ。結果、穂村の短歌と小澤の俳句は両者のアンソロジストとしてのバランスの良さと批評性にうなりつつ夢中で読んだ。詩は今まで読んだことがあるものが多かったように思うが、どうもくせがあるようだ。だが入門書として素晴らしい。2017/02/25

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