らんぷの本
昭和少年SF大図鑑―昭和20~40年代僕らの未来予想図

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727691
  • NDC分類 051
  • Cコード C0370

内容説明

誰もが自由に行ける宇宙。空を飛ぶ乗り物や、流線型の高速車が走り、超高層ビルが立ち並ぶ未来都市。宇宙からの侵略者や怪獣と科学兵器を駆使して戦うスーパーヒーロー。小松崎茂、伊藤展安、梶田達二、高荷義之、中島章作、中西立太、南村喬之らが描いた未来予想図、冒険科学絵物語。SFマンガ、少年少女SF全集―あの頃夢中になった空想科学の世界満載。

目次

第1章 少年たちは未来を夢見る(未来人の生活;未来都市;未来のカー・ライフ;夢の超特急が未来を走る!;未来の飛行機;未来の船;僕らは宇宙人;科学特集・大図解のミリョク 僕たちは雑誌から科学を学んだ!;超科学兵器;地球が滅亡?!大終末画報)
第2章 雑誌を彩った挿絵画家(小松崎茂;中島章作;伊藤展安;梶田達二;高荷義之;中西立太;南村喬之)
第3章 SFブーム到来!!(SFブーム!!次回が待ち遠しい絵物語の世界;少年たちを熱狂させたSFマンガ;宇宙グッズが大人気;魅惑の雑誌広告;少年雑誌百花繚乱;少年少女SF全集;戦前のSF作品;少年科学雑誌に見るSF作品;未来を描いた戦前の挿絵画家;戦前の少年SF小説家)

著者等紹介

堀江あき子[ホリエアキコ]
1965年生まれ。弥生美術館学芸員。跡見学園女子大学文学部美学美術史学科卒業。1991年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ベーグルグル (感想、本登録のみ)

33
昭和年代、20世紀のSF雑誌の図鑑。眺めているだけで懐かしい雰囲気を醸し出しています。21世紀は私も空飛ぶ車が走っている予想をしていました。透明なレールのような道路に。2017/09/09

そうたそ

20
★★★☆☆ 昭和のSFの装幀が未来への希望と輝きに満ち溢れているようなワクワクするもので好きなのだが、本書もそれに通ずるものがあり、いかに昔の人々が想像力豊かに未来を考えていたかがよく分かる。眺めているだけで楽しい一冊だが、解説が何とも無味であまり面白味はない。2019/12/10

はる

10
図書館本。本のサイズにムリがあるのか、一番面白いところは載せられないのか…少し残念に思いながら読んだ。昭和20~40年代の未来予想図なので、端っこには記憶のあるものもあるけれど。雑誌は雑誌のサイズで雑誌の形をしていないと楽しくないのかも。お行儀の良すぎる教科書のようだ。実はアシモフもエッシャーも少年雑誌から学んだはずなのに。2014/04/13

ラグエル

4
確かに少年時代はこういうのが書かれた本を見かけた気がする。そのときすでに、馬鹿じゃないのこれ、とかって突っ込んでいた気がする。つくづくいやな子供だったと思う。本書の解説はいささか味気がない。こんな突っ込みどころ満載なのに、真面目なんだと思う。面白くないけどね。面白さには自分で気づいて、なんてスタンスなのかしら。2012/10/21

えーてる

4
「あの頃、誰もが思い描いた輝かしい未来絵図」なんて言葉ばかりが定着しているけど、企画が煮詰まってくると「月世界の人食い探査機」「地球最後の日」「コンピューターの人類全滅作戦」といった、ショッキングな方向にすぐ走っていたのもこの時代の特徴。そのいかがわしさごと愛おしく受け止めたい。2009/10/04

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