らんぷの本<br> 昭和を生きた道具たち

らんぷの本
昭和を生きた道具たち

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727431
  • NDC分類 383
  • Cコード C0339

内容説明

過ぎ去った日の暮らしの情景。イラストでよみがえる昭和。

目次

1章 家の推移(路地のつきあい;水道以前以後;住宅の移り変わり ほか)
2章 変わりゆく道具(調理と食事の場所;炊飯の自動化;台所の道具さまざま ほか)
3章 時代の情景(街角の楽しみ;弁当の香り;日本的洋食 ほか)

著者等紹介

中林啓治[ナカバヤシケイジ]
1935年、東京都生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。吉田謙吉舞台美術研究所を経て、日活撮影所で映画美術デザインに従事。71年より、トータルメディア開発研究所にて博物館展示設計・調査に協力。株式会社セノグラフィカ代表。日本民具学会会員、日本映画・テレビ美術監督協会会員

岩井宏実[イワイヒロミ]
1932年、奈良県生まれ。立命館大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。大阪市立博物館主任学芸員、国立歴史民俗博物館民俗研究部長、帝塚山大学長、大分県立歴史博物館長を経て、国立歴史民俗博物館名誉教授、帝塚山大学名誉教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

15
(図書館本)中川さんの写実的で味のあるイラストが◎だけれど、当時の道具や風景を写真で見たい人には物足りないかも。一般家庭の台所が戦後十数年の間は、江戸時代の庶民の台所と余り変化がなかった、というのにビックリ。台所用具の「竹筒べんけい」今も売っていれば迷わず買うかも。2016/09/30

Mentyu

3
昭和期を中心に、生活の中にあった道具と風景を解説付きのイラストで紹介している。文字よりもイラストの方が多く、あとがきによると介護現場で回想法のテキストとして使うことも意識しているようだ。イラスト・解説ともに民具の専門家によるものであり、読み物としてもおもしろい。一応参考文献と所蔵館のリストもついているが、各イラストや説明文とひも付けされていないのが残念。2018/09/02

2
★★★☆☆☆ そういえば子供の頃には普通に身の回りにあったというものもあって、いつのまに消えてしまったのかなあ。懐かしい。図書館本。2017/07/17

みかりんご。

1
【図書館】まだつい最近のことだと思っていた昭和時代。でも平成になってから30年近く経っているので、身の回りの生活様式が、いつの間にか昭和なモノから平成なモノに移り変わっているわけで。こうして「読んだ本の感想」をPCで書いているのも、昭和では考え付かなかったこと。電車の「網棚」等、言葉だけ生き残ったモノもあるし。そういわれて見れば、電車の棚って網で作られていたよね。いつの間に今の形になったのかなあ…。2015/03/07

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