らんぷの本
西洋家具ものがたり

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727417
  • NDC分類 758
  • Cコード C0339

内容説明

天皇家の椅子、明治宮殿・旧赤坂離宮のインテリア、新島襄の家、海軍鎮守府長官官舎、アインシュタインの泊まった部屋、フランク・ロイド・ライト、ブルーノ・タウトの家具…など見どころ満載。小学校の机・腰掛けに始まる、明治以来のわが国西洋家具とインテリアの歴史。

目次

天皇家の椅子
折畳椅子は日本の椅子文化
小学校の机・腰掛
洋家具は写真館のイメージ装置
虚実皮膜の間のホテル家具
アメリカ帰りの新島襄の家
明治宮殿の和洋折衷
日本風室内装飾の開拓者・川島甚兵衛
東宮は住まなかった赤坂離宮
たばこ王・村井吉兵衛の長楽館〔ほか〕

著者等紹介

小泉和子[コイズミカズコ]
1933年、東京生まれ。生活史研究所主宰、昭和のくらし博物館館長、京都女子大学教授。工学博士。日本家具室内意匠史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

9
明治・大正期西洋家具・調度品について。当時の貴重な写真も豊富で見ているだけでも楽しめます。赤坂離宮は昭和23年~36年まで国会図書館だったとは。当時利用していた人達が羨ましい。椅子を使用しなかった日本で、唯一使用していたのが折りたたみ椅子(交椅)←紐使用の交椅は高松塚古墳の壁画に描かれている。2017/01/22

aisu

3
帯にあるように、近代日本はどのように西洋家具を取り入れてきたのか?です。写真がとても多いので、わかりやすく、デザインは眺めて楽しい。ものがたりというタイトルだが、資料を元に実録。2009/10/12

みるこおら

2
近代建築の本はいろいろ読んで、実際に見に行ったりもしているけれど、家具については深く考えたことがなかった。住まいには家具が必要で、建物にこだわるなら、調度類にも住んでいた人の思い入れが詰まっている。実際の建物と、そこで使われていた家具類について、写真いりでわかりやすく紹介してあって、眺めるだけでも楽しい。2013/10/27

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