らんぷの本
ちょっと昔の道具たち

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727059
  • NDC分類 383
  • Cコード C0339

内容説明

ちゃぶ台、鰹節削り、蒸籠、囲炉裏、炬燵、ランプ、蚊帳…。これは何に使ったの?道具にこめられた知恵と工夫。

目次

食卓の道具(ちゃぶ台;わん;皿・鉢;箸;膳;面桶・行李・重箱 ほか)
台所の道具(竈;囲炉裏;流し;槽;笊;甕・壷;桶;水屋・茶箪笥;蠅紙・氷冷蔵庫;包丁・俎板;鰹節削り;擂鉢・擂子木;片口・鉢 ほか)
住まいと家具(家の構造;井戸;風呂;便所 ほか)

著者等紹介

中林啓治[ナカバヤシケイジ]
1935年、東京都生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。吉田謙吉舞台美術研究所を経て、日活撮影所で映画美術デザインに従事。1971年より、トータルメディア開発研究所にて、多くの博物館展示企画設計・調査に協力。現在、株式会社セノグラフィカ代表。日本民具学会会員、展示学会会員、日本映画・テレビ美術監督協会会員

岩井宏実[イワイヒロミ]
1932年、奈良県生まれ。立命館大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。大阪市立博物館主任学芸員、国立歴史民俗博物館・民俗研究部長を経て、現在、帝塚山大学長、大分県立博物館長、国立歴史民俗博物館名誉教授。文学博士。主要著書に、『地域社会の民俗学的研究』『絵馬』『曲物』『民具の博物誌』『民具の歳時記』ほかがある
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感想・レビュー

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さゆう

1
調理器具や家具などが紹介されている。古くなった飯櫃は幼子を入れる用具に用いたらしい。楽しいご飯の思い出のあるものが、やがて可愛らしい子供の休む場所になるなんて、とても感慨深いのではないだろうか。2022/12/11

あや

0
江戸〜明治を中心にした民具の紹介本。食器など小さいものから調理場・水回り・家の造りなども掲載。図はモノクロ二階調の線と点でシンプルかつ精密に描かれ、スケッチや漫画絵の作図の手本としても非常に参考になる。文章に名前が出ているのに図には無い道具が散見されるのが惜しい。2017/05/23

takakura

0
歴史小説(今は鬼平犯科帳)の世界をより味わいたく手にとった。使わなくなって久しい、または使ったことのない道具も多く掲載されていて、昔の生活に思いを馳せるのは楽しかった。ご飯を盛るのになぜ「茶碗」なのかといった雑学も有り。さて、道具にはまじないの意味が込められているものもある。何をするにも便利で困らない現代ではあるが、ある道具が廃れると同時にまじないが廃れていく、すなわち日本古来の神力が失われていく気がして寂しい気持ちもある。2016/02/25

小春

0
資料用。2016/02/22

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