ふくろうの本
図説 ローマ―「永遠の都」都市と建築の2000年

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309726533
  • NDC分類 293.7
  • Cコード C0322

内容説明

古代ローマ帝国の遺産を受けつぎ、ルネサンスを経て、バロック様式を開花させた世界都市・ローマ。ヨーロッパ文明の淵源に迫る2000年の旅。不滅の「ローマ・スタイル」―斬新な視点による、ローマ入門。

目次

序章 「永遠の都」ローマ
第1章 君臨するローマ(ローマ誕生;帝政ローマ;巨大建造物の構築)
第2章 キリスト者のローマ(キリスト教による国家建設;ローマの衰退)
第3章 甦るローマ(ローマの再生;ルネサンスの理想主義;不安と悦楽の時代;バロックの作劇法)
第4章 黄昏のローマ(後期バロックから新古典主義へ;新首都の建設;近代都市への改造)

著者等紹介

河辺泰宏[カワベヤスヒロ]
1955年、岐阜市生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科後期課程満期退学。1983年、イタリア政府給費生としてローマ大学建築学部留学。1984年、国際ロータリー財団奨学生としてフィレンツェ大学建築学部留学。西洋建築史専攻。1990年からハギア・ソフィア大聖堂(イスタンプール)の学術調査に参加。現在、愛知淑徳大学現代社会学部都市環境デザインコース教授。主な著書・訳書に、『建築家レオナルド』(共訳、学術図書)、『フィレンツェの美術』(共訳、日本放送出版協会)『建築家ミケランジェロ』(共訳、岩崎美術社)、『世界美術全集4 ギリシア・クラシックとヘレニズム』(共著、小学館)、『フレッチャー 世界建築の歴史』(共訳、西村書店)、『住まいの文化』(共著、学芸出版社)、『世界美術全集3 エーゲ海とギリシア・アルカイック』(共著、小学館)、『OGIVE:飯田喜四郎博士献呈論文集』(共著)など
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

360
著者は建築家。ローマ大学、フィレンツェ大学に留学。「永遠の都」と称されるローマ。たしかに他の大都市でこの街に比肩するものはない。なにしろ、現代のローマの街の真っただ中に半ば廃墟化しているとはいえ、フォロ・ロマーノがあるのだ。そして、ローマのもう一つの奇跡は、一つの街に古代、中世、近世、近代、現代が同居していることである。古代は先のフォロ・ロマーノ以外にもコロッセオやパラティーノの丘、パンテオンなどが、中世の建築物ではサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(真実の口で名高い)他があり、ルネサンス期のもの⇒2020/12/26

takao

2
ふむ2023/02/11

Davis MickelsonⅢ世

1
ローマにある建築の数々が何故素晴らしいのか、どこが優れているのかについて書かれた本。建築の専門家が著者というだけあって一般的なガイドブックよりかなり突っ込んだ解説がされているので、旅行で建物じっくりとを見るのが好きだという方に薦めたい。しかし、中世以降の解説は人名や専門用語が一気に増える為か、かなり難解で残念ながらあまり理解できなかった。2024/03/01

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