ふくろうの本<br> 図説 伊能忠敬の地図をよむ

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図説 伊能忠敬の地図をよむ

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309726243
  • NDC分類 448.9
  • Cコード C0325

内容説明

地図ファン必見!200年前の日本の姿が甦る。初めて見る伊能図の驚異的な全貌。現代に残る200種以上の測量成果を克明に紹介。詳細な測量ルート図・伊能図一覧表付き。

目次

伊能忠敬の再発見
伊能図を読む
測量の方法
伊能隊の天体観測
出生から佐原時代まで
日本全国の測量(東日本編;西日本編)
最終版伊能図の完成

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

83
ひたすら歩いて現代の地図かと見間違うばかりの精確な日本地図を作った伊能忠敬。最初にその一歩を印したのは1800年(寛政12年)、江戸(千住宿)から奥州街道を北上、津軽半島三厩から津軽海峡を渡り、蝦夷地の南岸を測量。根室半島の付け根ニシベツ(現・別海町)まで到達。180日間、往復3200km。この第一次測量は歩測で行われた。三厩まで奥州街道を21日で。一日40kmを口もきかず黙々と歩数を数えて歩いた。その後、全10次、足掛け17年に及ぶ長い測量の旅の末、忠敬死の三年後、1821年、完成図は幕府へ上呈された。2022/05/27

へたれのけい

4
地図を求めての、筆者の旅も結構物語でしょうと想像します。2018/09/05

kinaba

2
伊能隊が天体観測した地点には ☆ が印されている、というのを見て、そういえばこの☆印って江戸時代には星の意味が既にあるんだなーと、変なところが印象に残った。歴史をさかのぼるとどこまでいくんだろう2010/05/15

kinkin

1
改めて伊能忠敬の偉業に驚かせる。GPSも測量機も無い時代、徒歩で日本のほぼ正確な地図を作った功績は大きいと思った。2013/06/09

月照彦

1
当時使っていた観測機や道具の説明、天体観測・測量の仕方が紹介されているが、自分に天文学や測量の基本的な知識が無いので、具体的かつ詳細なイメージや理解ができないのがちょっと悔しい。だが、日本中を歩いて測量した忠敬の凄まじい根気は伝わってきた。伊能忠敬記念館、いつか行ってみたい。2013/01/19

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