感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
10
メキシコの絵本 空飛ぶ凧とサボテンとの一期一会 原題“EL PAPALOTE Y EL NOPAL” 元本1988年 1994刊2019/11/22
おはなし会 芽ぶっく
5
表紙を見て借りているのに、『たこ』が蛸と思い込み「砂漠のサボテンと海の蛸がなぜタイトル?」と疑問に思ってました。『たこ』は凧(カイト)です(;^_^A 自由に飛びたくて風に乗り飛び回る凧、けれどいつまでも風は乗せてくれなくてサボテンの上に落ちてしまいます。それでも自由を求める凧に、サボテンの無償の愛。2020/06/14
tsubomi
5
2015.10.01:朝のコーヒーと共に色鮮やかなメキシコの絵本を読みました(^-^)v。気ままなタコ(凧)と荒野で孤独に耐える誠実なサボテンとの物語。タコの模様や鳥や植物の色遣いが艶やかで伸びやかでラテンらしいのが◎。一生懸命に尽くすサボテンが健気でいじらしく、抱きしめてあげたいくらいです。現実の人間関係も、こんな感じかもしれないな、とちょっと切なくなりましたが・・・きれいな絵に惹かれて買ったので余韻の残る終わり方と視覚野を刺激する絵を楽しめて満足です。2015/10/01