世界探検全集<br> アフリカ探検記

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世界探検全集
アフリカ探検記

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  • サイズ 46判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309711881
  • NDC分類 294.091
  • Cコード C0398

出版社内容情報

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未知なるものへの渇望が、世界をアップデートする。
歴史を切り拓いた先人たちの、偉大なる軌跡――

監修:井上靖・梅棹忠夫・前嶋信次・森本哲郎


【全巻予約特典】
全巻ご予約の方には現代の探検家が描く別巻『いま、探検を問う(仮)』(非売品)を進呈いたします。

※お申込み締切:2023年3月31日 (完結時に購入書店経由でご送付予定)


■全巻予約特典別巻『いま、探検を問う(仮)』内容
・現代日本を代表する探検家たちによる鼎談
・書き下ろしエッセイ
など(内容は変更する可能性がございます)


■稀代の知性が編んだ傑作全集を完全復刊
井上靖・梅棹忠夫・森本哲郎・前嶋信次ら稀代の知性が監修した全集を、内容的な変更なく全巻まるごと復刊します(初版1976年)。

■人類史上に残る不朽の探検を厳選
近世の夜明けから、語り継がれる重要な探検を厳選。現在、入手困難な作品も多数収録しています。

■一級のノンフィクション、価値ある文学作品
全編、世界各国の探検家が記録した究極のノンフィクション。
平易で闊達な文章で訳された作品は、時代を越える文学としても価値の高いものです。

■魅力ある“ナビゲーション”を全巻に増補
復刊にあたり、各巻に巻頭解説=ナビゲーションを書き下ろしで増補します。
どのように読んだらよいのか、どこが魅力なのか……いま、第一線で活躍する識者たちによって、全集に現代的な意義が与えられます。
ナビゲーター例:関野吉晴(探検家・人類学者)、高野秀行(ノンフィクション作家)、荻田泰永北極冒険家)、 木村由莉(古生物学者)、中村安希(ノンフィクション作家)、角幡唯介(探検家・作家)など

■装幀・組版を一新し、読みやすさを追求
クラフト紙に描き下ろしのイラストを配した、現代性と普遍性を兼ね備えたカバーデザインです。
本文組版は文字の大きさや書体に工夫をこらし、読みやすさを追求しました。

■写真・イラストの巻頭口絵を刷新
巻頭の口絵で、作品世界を補完する写真やイラストなどを 新たに掲載し、探検の魅力を立体的に伝えます。


■現代の第一人者たちによるナビゲーション(=巻頭解説)を全巻に増補!
本全集を、どのように読んだらよいのか、どこが魅力なのか……いま、第一線で活躍する識者たちに縦横無尽に語っていただきます。

(巻数順)

高野秀行 (ノンフィクション作家)『三大陸周遊記』
角幡唯介(探検家・作家) 『カムチャツカからアメリカへの旅』、『石器時代への旅』
中村安希(ノンフィクション作家) 『ニジェール探検行』
関野吉晴(探検家・人類学者) 『アマゾン探検記』
荻田泰永(北極冒険家) 『世界最悪の旅』
木村由莉(古生物学者) 『恐竜探検記』

ほか、名士続々! ご期待ください!


■『世界探検全集』復刊に寄せて

探検家・作家 角幡唯介

 大海原のはるか彼方にうかぶ孤島を目にしたとき、あそこに行ってみたいと思ったことはないだろうか。あるいは天を衝く山頂を前に胸を躍らせたことはないだろうか。
 ここではない、その先にある向こう側――。その存在を知ったとき、私たちの胸の内側には、こうした、いわく言いがたい探求心や好奇心がわきあがる。まだ科学的に解明されていない人体の奥底の闇の部分から、未知への不可思議な衝動はたちのぼる。すべての探検家や冒険家はこの衝動を抑えることができず、それにのみこまれ、一線を越えて行動に踏みだしてきた者たちだ。
 旅と探検は人間の生の根源であり、人類はアフリカで誕生して以来、知られざる土地に広がり、そこで新た な生活をつくりあげてきた。向こう側にある世界を見てみたいという衝動それ自体は、時代を超越しており、人類に普遍の行動原理なのである。今回復刊された世 界探検全集は人類史に記述される古典的探検記を集め たものだ。それだけに境界の先に向かわずにいられない 人間の行動のエッセンスが凝縮されており、時代によって色褪せない文学となっている。
 新しい未来は非日常との触れあいからしか生まれない。だから、ここには未来永劫、語り継ぐべき物語がある。旅をして、これまで知られていなかった異世界がまだ眠っていることに驚くこと。そして自分とは異なる人たちと肌身で触れあうこと。それこそが世界をよりよく知るための唯一の方法であり、知の永遠の原理である。


角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)

早稲田大学政治経済学部卒、同大学探検部OB。元朝日新聞記者。 著書に『空白の五マイル』(開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィ クション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『極夜行」(Yahoo! ニュース 本屋大賞2018年ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞)など多数。



■第8巻『アフリカ探検記』

猛獣や風土病と闘いながら、通算48000キロにおよぶ広大な地域を踏査し、探検史上に不朽の業績を残したリヴィングストンの波瀾万丈の探検記!

探検時期……1856年
エリア……アフリカ



その先にある向こう側へ――
混迷と試練の時代に生きる我々に勇気を与え好奇心を呼び覚ます圧巻の16冊

◆第1回配本 2022年9月刊
東方見聞録
世界最悪の旅

◆第2回配本 2022年10月刊
石器時代への旅

◆第3回配本 2022年11月刊
アマゾン探検記

◆第4回配本 2022年12月刊
黄河源流からロプ湖へ

◆第5回配本 2023年1月刊
ニジェール探検行

◆第6回配本 2023年2月刊
ゴビ砂漠探検記

◆第7回配本 2023年3月刊
恐竜探検記

◆第8回配本 2023年5月刊
三大陸周遊記
エベレスト登頂

◆第9回配本 2023年6月刊
アジア放浪記

◆第10回配本 2023年7月刊
アフリカ探検記

◆第11回配本 2023年8月刊
カムチャツカからアメリカへの旅

◆第12回配本 2023年9月刊
天山紀行

◆第13回配本 2023年10月刊
コン・ティキ号探検記

◆第14回配本 2023年11月刊
中央アジア自動車横断

内容説明

右手に薬を、左手に聖書を―崇高なる探検家の軌跡。進歩・前進・拡大・膨張…当時の探検の裏面に目を向け、崇高な人格で「アフリカの解放」を目指したリヴィングストン。ヨーロッパ人たちが「暗黒大陸」と呼ぶ一九世紀アフリカを、猛獣や風土病と闘いながら、前後三〇年、通算四万八〇〇〇キロにおよぶ広大な地域を踏査。アフリカ探検史上に名を刻む波瀾万丈の探検記!!

目次

私の生い立ち―ケープ・タウンへの船旅
ライオン狩り―大旱魃/野獣を捕える罠
アフリカにおける家庭生活―カラハリ砂漠
カラハリ砂漠の横断―塩湖/ヌガミ湖の発見
ツェツェ蝿―セビトゥアネ酋長
南アフリカの地理的区分―馬病/大かもしかの大移動
クルマン地方―ボーア人の暴行
動物の病気―ライオンの習性/いろいろの蛇/土人の割礼/駝鳥
バオバブ樹とモパネ樹―ブッシュメン/チョベ河
セケレトゥ酋長―熱病
リンヤンテからセシェケへ―レーアンブエ河
レーアンブエ河上り―バロツェ谷
土人の議会―チョベ河下り/いろいろの鳥/河馬
ゴンエ瀑布―いろいろの鳥
レーバ河上り―鰐の習性/女酋長/土人の迷信
シンテの町へ―シンテ酋長への引見式
カサイ河―チボク族の襲撃
バシンジェ地方―ロアンダへ
ロアンダにおけるマコロロ人―土人の糸紡と機織
土人の階級制度―土人の結婚式と葬式/土人の裁判
赤蟻―御神託/土人の迷信/土人の髪の結い方
南アフリカの冬―カワワ酋長
ザンベジ河の定期氾濫―盟約承認式/マンボウェ族の狩猟
鳥の「収穫」―河馬の襲撃
ザンベジ河下り―ヴィクトリヤ瀑布/アフリカの湖
里蟻の群―左官虫/白蟻/虫の鳴声/水牛鳥/土人の挨拶
象狩り―獣の食物
水牛の襲撃―土人の狩猟規則
鳥の鳴声―犀鳥/バンヤイ族の政府/神明裁判
テテとその付近―キリマネを経て故国へ

著者等紹介

リヴィングストン,デイヴィッド[リヴィングストン,デイヴィッド] [Livingstone,David]
1813‐1873。イギリスの宣教師、アフリカ探検家。1840年、ロンドン伝道協会の医療伝道師としてアフリカに渡り、カラハリ砂漠・ザンベジ河を経てのアフリカ横断旅行に成功。この快挙に対して、王立地理学会より金賞牌を贈られる。その後、二度にわたりアフリカに赴き、ナイル河水源地等の探検を敢行したが、1873年、赤痢にかかりタンガニーカ湖北の村落で歿した

菅原清治[スガワラセイジ]
1900年生まれ。早稲田大学文学部英文科を卒業。海上保安大学校教授、東京農業大学教授を経て東海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

30
リヴィングストン、ライオンに噛まれている!結構九死に一生を得ている。リヴィングストンは本編でもしょっちゅう熱を出して寝込んでいる。北海道よりも高緯度のスコットランドは、冬になると寒いくらいで、空気は割合乾燥している。赤道直下の熱帯とは真逆の場所だ。育ってきた環境とは全く異なる場所に、長時間いたのだから、まず抵抗力のない子供が亡くなる。リヴィングストンの四女は現地で亡くなり、妻もマラリアで亡くなる。彼は最終的に赤痢で亡くなるが、慢性的に熱が高かったから、あまり気にしていなかったのか。 2023/10/07

YUPO Tetesi

1
業績としては素晴らしいものだと思う。だが白人の、キリスト教徒の優越意識が鼻につく。読み進めるうちに慣れたけど。まあひどい連中だなと思いました。2024/02/06

かめりあ

1
原著は青空文庫で読めるため、これまでは完全な想像の中で楽しむほか無かったが、挿絵や地図、解説は大いに読書体験を豊かにしてくれた。 元京大総長の山極さんの序文も簡潔ながら、現代における本書の意味合いを教えてくれる。 なお、1977年出版の世界探検全集の再版であり、1857年の原著から150年以上経った今でも冒険の興奮は伝わってくる。 冒頭、身の上話をする章があるが、若くして働きながら勉学に励んだとあり、探検の中で植物学・生物学・地学・天文学を中心にその知識をいかんなく発揮しているのがよく分かる。2024/01/17

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