内容説明
真実を武器として駆使し、芸術の社会的機能を総体の変革に向けて転換せよ!時代の危機への根底的対峙から生まれ、いまなお斬新であり、時代が変わるごとによみがえるブレヒトの批評・芸術理論の全て。20世紀最も多面的で戦闘的だった劇作家/詩人/思想家ブレヒト、没後50年を機に、その全貌にせまる唯一の集成、復活。
目次
1 機構・組織化・機能転換(1920‐1931)
2 政治・階級闘争・芸術(1931‐1939)
3 リアリズムの諸問題(1936‐1938)
4 リアリスティックな書き方(1934‐1940)
5 変革の芸術(1948‐1956)