内容説明
神と人間と歴史の精神分析。普遍的ヒューマニズムを提唱する。人間の疎外状況をどのように克服するか―この根元的問いの答えを、旧約聖書とユダヤ教のヒューマニズムに探り、その精髄を精神分析で裏づけて現代に甦らせることで見出そうとした名著。
目次
第１章 序説
第２章 神について
第３章 人間観
第４章 歴史観
第５章 罪および悔い改めについて
第６章 道＝ハラカー
第７章 詩篇
第８章 終章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とまる
1
「宗教は遺物でなく唯物的思考に対し今も語るべき何かを持っている」。歴史ある宗教を平易な言葉で生き返らせる一冊。2011/06/05
