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日本の美 四季の名筆 冬

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  • サイズ B5判/ページ数 110p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309704142
  • NDC分類 728.8
  • Cコード C0071

内容説明

書状や和歌などにのこされた季節の美しい日本語をすぐれた書で味わう。釈文(読みにくい筆跡を一般の字体に直したもの)を付けて、くずし字なども読みやすく。一点ごとに筆者や書の内容についての詳しい解説。懐紙とは何か、花押とは…書に関することばのコラム。文字の伝来に始まる日本書道の歴史を概観。学士院賞・朝日賞受賞の古筆学の第一人者による監修。

目次

伝藤原定頼筆・下絵古今集切
伝源俊頼筆・拾遺抄切
伝藤原為家筆・姫路切
松花堂昭乗筆・詩書巻(『阿房宮賦』)
尾形宗謙筆・古歌
有栖川切(「元暦校本万葉集」断簡)
伝光明皇后筆・蝶鳥下絵経断簡
伝藤原行成筆・荒木切
伝小大君筆・香紙切
伝源俊頼筆・民部切〔ほか〕

著者等紹介

小松茂美[コマツシゲミ]
大正14年(1925)、山口県生まれ。柳井中学校卒。広島鉄道局勤務を経て、昭和28年東京国立博物館に入る。書跡室長・美術課長を歴任。昭和61年定年退職。同4月、みずから創始した古筆学の普及・定着を標榜して古筆学研究所を設立・主宰。15年間にわたる活動を牽引。現在、センチュリー文化財団理事・同ミュージアム館長。文学博士。「平安朝伝来の白氏文集と三跡の研究」(3冊)で学士院賞(昭和41年)、「平家納経の研究」(3冊)で朝日賞(昭和55年)
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