目次
1 乱歩小伝(探偵小説の鬼・江戸川乱歩)
2 ようこそ幻影城へ(玩具愛好とユートピア―乱歩文学の本質;江戸川乱歩と耽美主義文学―二つの戦後の乱歩 ほか)
3 素顔の乱歩(父・乱歩のことあれこれ ほか)
4 私の愛した乱歩(“禁断のエロス”に圧倒された!;原体験としての乱歩 ほか)
5 うつし世はゆめ(「熱」;うつし世はゆめ;反転の美学;インファンテリズムのガラパゴス島―『江戸川乱歩全集』)
6 視ることの快楽(「二銭銅貨」を読む;気がつくと日常 ほか)
7 芸人・探偵・怪盗(高等遊民から青年紳士へ・明智小五郎;孤独すぎる怪人 ほか)