出版社内容情報
伝説紹介の決定版〈日本民族伝説全集〉全9巻の「東京」篇を復刊、第一回配本。新漢字、「です・ます」調で読みやすい。
藤沢 衛彦[フジサワモリヒコ]
著・文・その他
内容説明
日本全都道府県を完全網羅、全424話を、わかりやすく紹介・解説。第1回『江戸東京』は、「浅草観音由来」「笠森おせん」「番町皿屋敷」「八百屋お七」など26話。
目次
浅草観音由来
石の枕
都鳥
梅若塚の柳
率塔婆流し
雨乞の歌
夕顔観音
縊鬼
日蔭の富と河内山宗俊
団十郎猫〔ほか〕
著者等紹介
藤沢衛彦[フジサワモリヒコ]
1885年、福島県生まれ。民俗学者、作家。明治大学卒業。藤沢紫浪名で小説を執筆した後、1914年日本伝説学会を設立。“日本伝説叢書”“日本歌謡叢書”などを編纂、雑誌『伝説』(1926‐27)を刊行、明治大学教授として、伝説学、風俗史学を講義した。日本児童文学者協会会長、日本風俗史学会理事長などを歴任。1967年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつき
6
日本の各地の伝説をしっかりと、そして面白くまとめた良書。おせんのその後が面白かった。まさか旦那が御庭番とは。この二人を主人公にした時代小説が読んでみたい。2019/02/19
津島澪
0
面白かったけど、さすがにちょっと古いかな?2021/10/06
y
0
何となく知っていた言い伝えや怪談話が多く、へぇーと思いながら興味深く読めました。 よく知った場所も多く、過去と現在の違いも楽しめました。古地図があると、さらに楽しいかなーと思います。 全9冊のシリーズなので、すべて読破したいです。2019/08/18