ひと晩５冊の速読術―頭をよくする！試験に受かる！ためのイラスト図解版

橘 遵【著】

河出書房新社（2010/02発売）

• サイズ B5判／ページ数 95p／高さ 26cm
• 商品コード 9784309651217
• NDC分類 019
• Cコード C0081

出版社内容情報

脳科学と認知心理学の成果に基づくSP式なら、細部まで正確に理解して記憶できるようになる。このSP式速読術を身につければ、自己啓発や試験勉強で大いに効果を発揮すること請け合い！

内容説明

「ＳＰ式」を身につければ、超速で読め読解力、記憶力、集中力もグングンＵＰ。画期的な速読トレーニングを初級から上級まで、やさしく教授。

目次

１　「速読」と「理解・記憶」をうまく両立させる技法（内容をすばやく、正確に理解するには―情報を目でとらえ、脳で理解する。この“連携プレー”が速読の肝！；速読で脳は活性化される―神経細胞を複雑に張り巡らせれば、脳の情報伝達力はアップする　ほか）
２　目の使い方をマスターする基本トレーニング（眼筋ストレッチ運動―トレーニングの前には、準備運動が欠かせない！；リーディング・スパン向上トレーニング―視野を広げれば、瞬時に理解できる文字量が飛躍的にアップする　ほか）
３　覚えながら速読する実践トレーニング（単語再認自動化トレーニング―ワーキング・メモリーを鍛えれば、速く心内辞書を引けるようになる；高速単語イメージトレーニング―言葉をイメージで記憶する訓練で、右脳を刺激し記憶力を高める　ほか）
４　理解力が飛躍的にアップする超速トレーニング（文節読みトレーニング―複数の文節を一目で把握できるようになれば、理解度はアップする！；スライド読みトレーニング―目の動きを自動化する訓練の第一歩！　ほか）

著者等紹介

橘遵［タチバナジュン］
１９５１年生まれ。ＮＨＫ学園高等学校社会科講師、同協力校生徒指導部長を経て、１９９７年、ＳＰ速読学院を設立。現在、同学院長として、東京、大阪、名古屋、京都で、多くの受講生を指導している。２００６年度から米国ブリガム・ヤング大学で速読科目の講師を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハッシー]

★★★★☆ 速読術に関して非常に良く纏まっている良書。速読だけではなく、記憶を両立させるテクニックまでカバーしているのが嬉しい。各種トレーニング方法が紹介されているが、この本だけで速読がマスターできる訳ではない。速読は、一朝一夕で身につくテクニックではないので、地味なトレーニングを継続できるかどうかが成否の分かれ道。

2019/02/13

[ハッシー]

★★★★☆ 最近読書スピードが落ちてきたので、3年ぶりに読み直した。過去にトレーニングをして身につけたテクニックもしばらく自己流で読み続けたことですっかり錆びついている。たまには原点に戻ってフォームを確認することが大事であることを再確認。ひと目で読み取れる文字を多くすることと、自分の快適な読書スピードよりも早く読むことをまた意識して読書を続けていきたい。

2022/01/03

[ハッシー]

★★★★☆

2017/11/10

[みんと]

視野を広げて眼筋を鍛えるトレーニングが必須。 速読の基本のキがわかる本。 早く読めて内容を理解し、且つ記憶するには脳内データベースの単語一つ一つの意味を理解していることと、記憶までするには反復し何度もアクセスすることも大切。 簡単に速く読め理解し記憶するのはやはり至難の業である。 この本を読んだからといってひと晩で5冊も読めるようになるわけではない。

2015/09/02

[イノ]

速読受講したら貰った。SP式の速読術。　技術が体系的に乗っているが、本書だけで実践するなると例題が少なすぎて続けられない。　やり方を知りたいレベルなら良いと思うが、それくらいならネットでも探せそうだし本格的にやりたい人にはおすすめしない。

2016/02/07