出版社内容情報
日本人はどのように名字を持ったのか? 私たちの名字には、どんな由来があるのか?……名字に隠れた歴史的意味を浮かび上がらせながら、わかりやすい図解と共に日本史を新たな視点で探る一冊。
内容説明
日本人の“名字”の誕生から、派生、伝播、栄故盛衰まで―あなたの「名字」は、いったいどんな歴史を刻んできたのか?!わが国の変遷と「名字」の面白い関係を探求する。
目次
第1章 名字はいかに誕生したか―古代日本の姿は「姓氏」から見える
第2章 「藤原」を祖とする流れ―王朝時代の盛衰を語る名字たち
第3章 「源平」から生まれた名字たち―武士の台頭が名字を拡散させた
第4章 名字の背後に「地名」あり―なぜ武士にとって名字は重要だったか
第5章 町人も名字を隠し持っていた―武家の名字、庶民の名字の真相
第6章 明治の人々は名字をどう決めたか―名字を許した新政府の本音
著者等紹介
鈴木亨[スズキトオル]
1932年、福島県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。人物往来社出版部長、秋田書店出版部長、歴史雑誌『歴史と旅』編集長を歴任。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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