内容説明
「アジア」の語源は「日の出」で、「ヨーロッパ」の語源は「日没」だった!「ハンブルク」「ザルツブルク」…ドイツに「ブルク」地名が多い理由とは?「シンガポール」と「イスタンブール」と「日暮里」に共通する語源とは?「パキスタン」「アフガニスタン」…なぜ「スタン」地名が広まったのか?「氷の国」「湖沼の国」「窪んだ土地」…地形がそのまま国名になった国とは?―など、今古東西の地名を読み解きながら、地図に広がる文化を楽しむ本。
目次
第1章 アジアの地名の起源―世界最大の大陸を舞台に地名はどう生まれ、旅したか
第2章 中東・アフリカの地名の起源―「スタン」のつく国名の由来から、アフリカ地名の改称事情まで
第3章 ヨーロッパの地名の起源―ケルト、ゲルマン、スラブ…地名から民族移動の足跡を追う
第4章 アメリカの地名の起源―大航海時代、開拓時代の命名から、新興大陸の地名文化を読む
第5章 オセアニアの地名の起源―“幻の大陸”名づけの秘話からハワイに残る地名伝説まで
第6章 世界全般の地名の起源―民族国名、河川名、神話地名…こうして地名は誕生した
著者等紹介
辻原康夫[ツジハラヤスオ]
1948年、広島県生まれ。明治大学文学部卒。雑誌記者、書籍編集者を経て、文筆家として独立。流通経済大学社会学部教授、地誌研究家。専門は地域地理、観光文化地理、観光民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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