食の歴史を世界地図から読む方法―料理や食材の意外なルーツがわかる イラスト図解版

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784309650913
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0025

内容説明

私たちの「食」はどこで生まれ、どう進化してきたのか?その波瀾万丈の足跡を探る旅。

目次

第1章 各国の名物料理の驚きの誕生秘話(パスタのルーツは中国生まれのラーメンか;「フランス料理」の源流はイタリアにあった ほか)
第2章 茶・コーヒー・酒と激動の世界史の関係(最初にコーヒーを飲んだのは誰か;フランス革命をもたらしたカフェの影響力 ほか)
第3章 不可解な「食のタブー」が成立した真相(肉食のタブーは、いかにして生まれたか;イスラム教はなぜ豚肉を禁じるのか ほか)
第4章 食べ方と食器をめぐる意外な文化史(「手食」が最も潔癖な食文化である理由;歴史ある箸の奥深い文化と作法とは ほか)
第5章 あの食材・調味料の伝播ルートの謎(大航海時代を生んだスパイスへの遙かなる旅路;世界の調味料となったしょうゆ出世物語 ほか)

著者等紹介

辻原康夫[ツジハラヤスオ]
1948年、広島県生まれ。明治大学文学部卒。雑誌記者、書籍編集者を経て、文筆家として独立。流通経済大学社会学部教授、地誌研究家。専門は地域地理、観光文化地理、観光民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoneyama

4
ヨーロッパ人は18世紀なかばまでフォークを使っていなかったとの記述が驚き。ナイフは右手に、左手で手づかみと言うことか。プロイセンのフリードリヒ大王も、ピョートル大帝さえもか。肉を手づかみの王様。2021/10/27

すがし

1
思わぬ“あたり”であった。よくある俗流解釈の横行するコンビニムックかと思いきや、かなり本格的な食文化の研究書である。良書2010/07/01

よみびとしらず

0
結論としては「諸説あり」ってのが多い。地図や図版多めなので入り口には良いかも。2016/11/15

櫻井勇一

0
さまざまな食についての歴史について知ることができた。かなり浅く広く扱っていたので、次はより深く述べられているものを読もう。 非常に面白い著作であっただけに、ある特定の文化を劣っていると捉え、あたかも日本が進んでいるかのごとく述べている点が数カ所あるところが残念だ。2018/10/17

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