河出新書<br> 鎌倉殿と13人の合議制

個数:
電子版価格
¥891
  • 電書あり

河出新書
鎌倉殿と13人の合議制

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 17時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309631417
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C0221

出版社内容情報

源頼朝亡き後、頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。鎌倉幕府の本質と北条時代への移行期の真相に迫る。

内容説明

源頼朝が急死した後、武家の棟梁の座を継いだ頼家。その代に導入された「13人の合議制」とはいったい何だったのか。関東の秩序と地理、文官の役割、頼朝をめぐる女性たち、朝廷との距離感、北条氏の思惑…頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、武士政権というそれまでにない権力体、新しい世の始まりをリアルに描き出す。

目次

序章 鎌倉幕府とは何か
第1章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
第2章 頼朝以前
第3章 鎌倉幕府の成立
第4章 「13人の合議制」の真実
第5章 そして内乱へ

著者等紹介

本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。博士(文学)。専攻は日本中世政治史、古文書学。『大日本史料』第5編の編纂にあたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

113
鎌倉幕府といえば源頼朝、北条氏。子供時代のつまみ食い暗記の影響もあって、その権力構造は当初から万全だったかのように思いがちですが…。なんのなんの、政権運営は疑心暗鬼の綱渡り。帯でも「頼朝とその仲間たち」とドライに言い切る本郷先生。相変わらず小気味良いです。大河もそうですが、黎明期では後の執権北条もその他大勢のうちの1人。どこぞの馬の骨に毛が生えた程度だったかも。大河で和気藹々の面々によるバトル・ロワイアルがもうすぐ始まるのねえ…と本書を読んであらためて思います。とくに時政パパがどう変貌していくか(^∧^)2022/04/09

だまし売りNo

39
足立遠元を反北条に分類する理由は弱い。「北条氏の力が強くなると存在感がなくなっていく」とする(本郷和人『鎌倉殿と13人の合議制』河出新書、2022年、164頁)。武蔵国の有力御家人の畠山重忠が冤罪で滅ぼされたことが影響しているだろう。足立氏は名前の通り武蔵国足立郡の御家人である。足立郡の中でも埼玉県さいたま市桜区は畠山重忠の領地であった。重忠は足立遠元の婿となり、その関係で足立郡に領地を持ったのだろう。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第36回「武士の鑑」では畠山重忠の乱と足立遠元の引退が同時並行で進む。 2023/05/26

またべえ

16
当時の一般市民の皆さんは、果たして、「鎌倉に幕府が立ち上がった」と思っていたのだろうか。そんなに大層な組織ではないような気がします。大河ドラマが面白くなりました。2022/07/29

kuukazoo

11
武力(=暴力)を持つ者がこれまでの伝統秩序をひっくり返して世の中を変える、という歴史の見立ては、確かに雑ではある。頼朝が武力行使ではなく一生懸命朝廷と交渉して自らの関東の権力体を認めさせてきたことや、それを維持するために初期から文官を重用してきたこと、北条氏も文官を味方につけたから権力をとることができた、というのは興味深かった。2022/08/11

m

9
大河の予習復習に。朝廷や文官を大事にする頼朝。その土地土地でやりたいようにする関東武士。鎌倉殿(頼家)がいなくなったので13人は解体、潰し合いとなる。畠山重忠は13人に入っていないんだよなぁ。2022/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18688340
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。